2010年8月26日木曜日

優れた中砥 会津白砥

会津産(福島県)の中砥、会津白砥を手に入れました
早速試し研ぎをしましたが
反応よく、強い研磨力があります




画像では分かりにくいですが
表面には艶があり磨きあげた大理石のようです


但馬砥もこのような感じですが
研ぎの手応えは但馬砥よりもかなり柔らかい感じがします
試し研ぎの様子をYou TubeUPしました
この動画では
会津砥の次に三河名倉を使った方が
良かったかもしれません
次回、違った組み合わせの砥石で
やりなおしてみます

ということで第二弾をUPしました


2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いつもながら素晴らしい砥石たちです。
武器としての刀の研磨についてかんがえていました。
光らせるだけなら細かい砥石にすればいいのですが、あえて、曇砥石でとめる理由です。
1)先端を鋭くしすぎると、肉あるいは骨が切れなくなるのではないだろうか?
鋭いと肉は切れるが骨が切れにくい。

2)刀を構えてひっそりと近寄るのに光りにくい方が発見を遅らせるためではなかろうか?

上記の理由で研磨を行ったら、不思議と地鉄の働きが見えてきた。
日本人の美的感覚として、落ち着いた光り方になった。

もしかすると、このような理由ではなかろうか。

      源 信正

楽器製作家 田中清人 さんのコメント...

刀の場合は、おっしゃるように鑑賞用と実戦用とは
研ぎ方は違って当然なのでしょうね。
庭の草を払う鎌は、私はグラインダーを当てただけで
使っていますが、何ら問題はありません。
ギターを製作するための刃物は、やわらかいスプルースを
仕上げるには、小刀やノミ、彫刻刀、鉋どれにしても
鏡面仕上げをした刃物の方が切れがよく、仕事も楽になります。