2010年12月2日木曜日

三河白名倉と中世中山仕上げ砥

新たに手に入れた砥石を
早速使ってみました

まずこれですが
京都梅ケ畑地区にある中山間府のなかで
中世(江戸時代以前)から
採掘されている坑道で新たに掘られたものです
前回のものより硬めの
最終仕上げ用のものを手に入れました
入手先:さざれ銘砥




ひじょうに硬いにもかかわらず
よく反応し、心地よく研ぐことができます











そしてこちらは
三河白名倉砥の天上層のものです



これはほとんど仕上げ砥と
云ってもいいくらいです
寛政十一年(1799年)に発行された
「日本山海名産図会」 で
三河名倉砥が仕上砥石として
紹介されているのが納得できます

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いつもながらよだれが出そうな良い砥石ですね。
屋根裏から出てきた発見届を終えた黒鰯になった短刀を磨いでいます。
錆落しには人工砥石でいいのですが、それ以上の研磨を人工砥石で進めると刃紋が出てこずにピカピカ光るので、天然砥石で進めています。
脇差で平面が多いので何とかなりますが、もう一つの末古刀の大すりあげは錆落しだけにしておきましょう。
キヨンドのように色んな砥石があればいいのにな~
            源 信正

kiyond さんのコメント...

前回の篠山刀剣会で、室町時代の寛正備前則光・祐光合作と
末備前の勝光・宗光合作が鑑定刀として出されました。
どちらもすばらしい杢目交りの小板目の地鉄(じがね)でした。
解説のときに、この二振りの地鉄のことに話が及んだのですが
これらのような室町時代後期の地鉄でさえ、現代では再現できないのだそうです。
世話役の刀匠にも説明をしてもらいましたが、その原因も
詳しくは判っていないということです。
刀の世界は不思議がいっぱいなのですね・・

匿名 さんのコメント...

http://www.nihonto-club.net/kantei/cool_1/kaisetsu1_1.html

もしかして この御刀ですか?
乱れ方が尋常でないですね。
この地肌を出すにはどんな方法でするのだろう。
押し型には刃紋の特徴は出てきますが地鉄は出てきません。
地鉄を写真で載せていただくと鑑定のみならず御刀にたいする興味もさらに深まると思うのは当方だけでしょうか。
         源 信正

kiyond さんのコメント...

今回の篠山刀剣会のものは直刃の短刀でした。
http://www.eonet.ne.jp/~katanakaji/kanteitou.html
直刃の短刀は鑑定が難しいです・・
地鉄があまりに美しいので、私は山城の「来(らい)」ものに入札してしまいました。

真鍋刀匠の刀身のスキャン技術のおかげで、最近では
地鉄の様子もかなり克明に画像化できようになっていますね。
それから、撮影技術と印刷技術の向上の恩恵でしょうか、
最近の刀剣関連の本の写真も驚くほど地鉄がよく撮れています。
ありがたいことです。