2012年1月22日日曜日

兵庫の名刀展


昨日、篠山刀剣会の有志と共に
兵庫県姫路市「書写の里・美術工芸館」で
開催中の「兵庫の名刀展」に足を運びました


2008年に開館したという会場は
すばらしい空間で
心地よく鑑賞することができました
ここは入り口を入ったところ


受付から展示会場へ向かう途中にも
工夫が凝らされ楽しむことができます


当日は日刀保姫路支部の入江氏に
解説をして頂きました


手前は研ぎ師の杉原宗都


兵庫県の刀工といえば
但州(但馬・たじま)の法成寺国光
そして姫路の手柄山系の氏重と
正繁を思い浮かべますが
他にもすばらしい刀工がいたのですね・・
たいへん勉強になりました
特に宍粟(しそう)の鉄を使って打たれた
独特の地鉄(じがね)のものには
目を瞠るものがありました


兵庫県には現代の
刀匠も八名いるということです
今回、同行してくれた篠山の刀匠
藤井啓介氏の展示作品を紹介しておきます
氏はここ数年飛躍的にレベルアップし
今では古名刀のよく詰んだ地鉄に劣らない作品を
世に出し続けています
特に上に紹介した作品の下段のものは
「ズブ焼き入れ」という難しい技法が施された
短刀ですが、その刃文はすばらしく
地鉄には映りまで出ています

上段は二代・兼元作「包丁孫六」の写し
因みに藤井啓介氏は27代・兼元に
弟子入りされています


 熱心に展示刀を観察する藤井刀匠
LEDライトを当て、さらに拡大スコープで覗いています
おそるべし・・


3 件のコメント:

源信正 さんのコメント...

LEDライトは本当に重宝します。
照明の具合が悪い美術館では、それがないと」波紋が見えません。
九州国立博物館の常設展示場に名刀が展示されますが、ライトの具合がいまいちで、LEDライトを使います。
しかし、警備員、監視員あるいは、相談員のから、ライトで照らさないでくれ、と叱責を受けたことがあり、上司を呼んでいただき、LEDライトが展示物に影響を及ぼさない最上の光源であると説明したこともあります。
鼻息の跡が付くくらいにして鑑賞してたので、不審者と見られたのでしょうか?

源信正 さんのコメント...

波紋でなく刃紋でした。

kiyond さんのコメント...

さすがですね。
私も「LEDライトが展示物に影響を及ぼさない最上の光源である」
と説得できるだけの知識は身に付けておきたいと思います。
こういった展示会場が撮影禁止になっているのも
時代遅れの感がしますね・・
すべての展示品の図録が売られているのなら
納得できますが・・
今回の会場では、現代刀工のコーナーは
撮影禁止にはなっていませんでしたが
足を運んでくれたお客さんに
もっとサービスをしなければと思いますね。
東京ディズニーランドのサービス精神を学んでほしいものです。