2012年3月31日土曜日

藤井刀匠作、玉鋼Tama-haganeの小刀


今日は篠山刀剣会でした



これは篠山在住の刀匠
藤井啓介氏から預かってきたもの

焼き入れの実験をしたものだそうです
通常は焼き入れを行う前に
焼刃土Yakiba-tsuchiを塗り刃文Hamonを出す
のですが、これは「ズブ焼き入れ」と言って
焼刃土を塗らずに、水との接触だけで
刃文を出す高度な技法なのだそうです
ズブ焼き入れの本家である
杉田昭二刀匠の動画を参照ください

画像の刀身に斜めの色の違いが
確認できると思いますが
この境の左側、刃先の方が焼きが入っていて
右側は焼きが入っていません
その境が刃文として現れています
刃文に添って荒沸(Ara-nie・大きめの金属組織)葉You
Ashiといった日本刀の見所が確認できます
匂い口(Nioi-guchi・刃文の線の太さ)
よく締まって面白い刃文です

これを木工道具として自由に使ってもよい
ということでしたので
柄に挿げ、ギターのネック削り用の小刀として
使ってみようと思います
切れ味など結果は後日紹介します

2 件のコメント:

源信正 さんのコメント...

もしかすると作風を変えて
直刃を作るのかも知れませんね。
清麿のお兄さんのように得意な匂いではなく、沸出来でも頑丈な御刀を目指してるのか?
次なる作品が楽しみです。

kiyond さんのコメント...

ズブ焼き入れはとにかく数をこなさないといけないようで、
藤井刀匠もいろいろと試みているようです。
本家の杉田刀匠も何十年もかかっているようですから・・
http://www.youtube.com/watch?v=libBh4QK4UI