2013年1月10日木曜日

森砥石さん、新入荷情報


森砥石さんが、新たに入荷した砥石を
試し研ぎのため持って来られました

まずこれは産地不明の青砥
以前こちらで佐伯砥として紹介したものによく似ています
森砥石さんも「佐伯砥と思うのだが
このような佐伯砥はこれまで見たことがない」ということでした
森砥石さんは昔は佐伯砥を扱っていたということで
そのような人が見たことがない、と言われるのですから
もしかしたら別の産地の青砥かもしれません
今ではほとんど手に入らない貴重な中砥です


硬めですが良く反応し、力強い研ぎ心地です


粒度は亀岡産の通常の青砥よりは荒めで
#600~#800といったところでしょうか




これは京都梅ヶ畑・奥殿(おくど)産の白巣板
ちょうど巣の層にかかっていて
全体に荒めの研ぎ感になっています


奥殿巣板独特の力強い研ぎ感で
強い研磨力があります


巣の層のため研ぎ傷に雑味がありますが
この層を磨り減らせば問題はないと思います


裏の白い部分で研ぐと


このように地・刃共に美しく緻密に曇ります
強い研磨力があるので中継ぎ用の仕上砥として
重宝すると思います




次に梅ヶ畑産の仕上砥
産地までは分かっていないということでしたが
緻密でまったりとした研ぎ感で
菖蒲(しょうぶ)産のものを彷彿させられます


裏の様子


やや硬めですが、よく反応し
強い研磨力があります
文句なしの仕上砥です


(はがね)は鏡面ちかくまで仕上がります




最後に、これも菖蒲産と思われる巣なしの巣板
蓮華風の淡いカラスが入っています




ほど良い硬さで良く反応し
強い研磨力があります


地・刃共に美しく微塵に曇ります
雑味は一切なく、刀剣用の内曇砥としても
充分使えると思います(参照


以上、サイズ、価格など詳しいことは
森龍次商店までお問い合わせください


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