2013年1月25日金曜日

今日の工房の様子


製作中の19世紀ギターLacoteタイプの横板を曲げました
動画参照下さい

これはブビンガ材



こちらはメープル材





先日手に入れたボックス・スクレーパーですが
このままでは使う機会がないので
四方反り鉋に改造することにしました



ということで、まず使わなくなった古い鉋台に
このように収めてみました



この状態で接着し、適当な長さにカットして
削り面をBox scraperの削り面に合わせて
四方に反らせれば出来上がりとなります
この作業は明日やってみます



刃口に鉄をハンダ付けし、できるだけ狭くしました



これは手に入れた状態
このままでは刃口が広すぎ
鉋として使うには無理があります


2 件のコメント:

源 信正 さんのコメント...

刃物の研ぎ方 じっくりと拝見いたしました。
和ハサミの項目は目から鱗でした。
ありがとう御座います。
青砥の項目では、本物の青砥を使ったことがないので、よくわかりませんが、ホームセンターで売られている青砥はあまりにも柔らか過ぎのように思います。
きちんと、メーカーから購入した700番の人工砥石もドロドロ状態でメーカーに不良品ではないかと聞いたところ、それが、正常な状態とのこと。
その砥石は一度試しただけで、お蔵入りです。
お気に入りになる砥石は本当に少ないですね。

楽器製作家 田中清人 さんのコメント...

お役に立つことができ何よりです。
青砥は硬さは様々ですね。
木工の故・黒田辰秋氏も青砥は持っている刃物の数だけ必要、
と口にされていたようです。
青砥はもう掘られていないので、
これまで掘られたものが市場に出回っているのですが
良いものはほとんど残っていないと思われます。
私も機会があるごとに購入していますが
たまに良いものがあっても研ぎ面が板目になっていたり、
針気が多くて使い物にならないのがほとんどです。