2013年2月13日水曜日

重則鉋と国弘鉋を入手


昔の職人さんが使っていた古い鉋を手に入れました

画像右は会津鉋の重則・寸八
銘ぶりから二代目と思われます
鋼は東郷ハガネか・・

左は東京鉋の後代・国弘(代は判然としません)寸八
鋼はこれも東郷ハガネと思われます


ベタ裏になっていたのでディスク・グラインダーを使って透き直しました

刃先から2~3mmを刃角度約28度に修正

研ぎ上がりは刃先がやや荒れていますが
これは実際に使ってみなければ何とも言えないところです・・


こちらは国弘銘・寸八
裏出しを試みましたが、強靭で
ほとんど出すことが出来ませんでした
これ以上やると地鉄(じがね)がやられてしまうので断念・・

この鉋身は刃角度が30度ほどで研がれていたので
研ぎ面全体をグラインダーで約28度に修正しました

研いでみると硬い研ぎ感で
焼きが入り過ぎているのでは・・と不安がよぎりました
研ぎ上げてみると案の定、刃先はこのように荒れていて
これではちょっと仕事では使えません・・

台は古い状態のものを全体に表面を削り



刃口を補修しました

セドロ材を削ってみましたが削り肌が荒れています

そういうことなので、焼き戻しを行いました
今回は約190度で40分ほど行いましたが
改善されなかったので

石油ストーブに乗せて焼き戻しました
温度は250度ほどになっていた感じです・・

これで改善されました
研ぎ感に硬さはまだまだ残っているので
かなり強靭な鋼と思われます

鉋屑にも艶が出ました

削り肌も滑らかになり、これで仕事で使えるレベルになりました



0 件のコメント: