2013年5月11日土曜日

森砥石さん、新着情報


森砥石さんが試し研ぎのため
新入荷仕上砥石を3丁持って来られました
まずこれですが、京都梅ヶ畑・菖蒲しょうぶ産(通称・東物)の天井巣板
墨流し状の淡いカラスが入っています


裏の様子


やや硬めで、研ぎ始めの反応は鈍いですが
砥汁が出始めると研磨力が増していきます


2分ほどで青砥の傷(粒度約#1200)が消えました
地鉄と鋼はがねの境がはっきりとし
鋼は鏡面近くまで仕上がります
優秀な天井巣板です

刀剣研ぎでは地鉄を研ぐ地砥として使えると思います
菖蒲産の天井巣板は刀剣研ぎ用の
内曇砥として最初に使われたことで知られています




次は、おそらく京都大平産(通称・西物)の天井巣板と思われるものです


裏の様子


これもやや硬めですが、よく反応し強い研磨力があります


青砥の傷があっという間にきえ
しかも鋼は鏡面近くまで仕上がっています
さすが大平産といったところです




最後に、これは産地不明ということですが
森砥石さんは、おそらく菖蒲産ではないかと推察されていました
石目は横(通称・横桟)になっていますが
環巻かん模様は縦になっています


裏の様子、抜けが少しあります
裏では環巻がよく確認できます


硬めですが反応よく、強い研磨力があります
研いだ感じは菖蒲産によくある
まったりとした研ぎ感ではなく
サリサリとした強い研磨力を感じます
天井巣板近くの八枚層あたりのものでしょうか・・


今回の3丁のなかでは最も鋼が光り
地鉄も細かく仕上がっています
優秀な仕上砥石です

以上、サイズ、価格などは森龍次商店まで
お問い合わせください



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