2013年6月5日水曜日

森砥石さんが試し研ぎの砥石を持って来られました


森砥石さんが新入荷砥石を
試し研ぎのため持って来られました
まず愛知県産・三河名倉砥
やや粗めの中砥で、八重ボタンからアツ層のものと思われます
黒い斑点は悪影響はありませんが
やや乗り上げる感があるので除去した方が無難です


裏の様子「刀剣用本名倉」と墨書きされています
かなり古いもののようです


やや粗い分、研磨力があります


鋼は緻密に仕上がります
中研ぎの最終段階として充分使えます




次は真っ白な三河白名倉


裏の様子


やや反応が鈍いですが黒い研ぎ汁が出ます


地刃共に緻密に仕上がります
層はボタンあたりでしょうか・・




次は京都大平山産の戸前


裏の様子


やや硬めですが良く反応し強い研磨力があります
さすが大平産といったところです
日本刀研ぎの内曇地砥としても充分使えると思います


鋼は鏡面近くまで仕上がっています




最後は京都新田産の巣板
左中央部の筋と巣の嚢が当たらないか見てくれ
ということでしたが


当たる感じはありませんが
研ぎ上げてみると、細かい筋が少し付くので
除去した方が無難だと思います


裏の様子


やや硬めですが良く反応し強い研磨力があります
さすが新田産といったところです


地刃ともに微塵に美しく曇ります
2分ほど研いだ状態で
青砥の傷(粒度約#1200)が地鉄に少し残っていますが
刃先は消えているので使う分には問題ありません
もう少し時間をかければ地鉄の傷も消えるでしょう



0 件のコメント: