2013年8月6日火曜日

森砥石さん新入荷情報

森砥石さんが試し研ぎのため
新入荷仕上砥を4丁持って来られました
まずこれは産地不明のもの
層は戸前でしょうか


裏側の様子


やや柔らかめで強い研磨力があります
吸水の仕方と研ぎ感から
丹波物のような印象を受けます
砥泥が滑る感があるので多めの水で研ぎました


地鉄と鋼の研ぎ上がりも丹波物の感じです
今回の鉋身は身幅38mmの小鉋です
刃先がかなり摩耗した状態から研いだので
まだ刃先まで研ぎが及んでいません



次は京都梅ヶ畑・菖蒲しょうぶ産の
これも戸前層でしょうか・・


裏側の様子


ほど良い硬さで、菖蒲産独特のまったりとした中に
サリサリとした手応えを感じる研ぎ心地です


どちらかと言えば仕上げ研ぎの中継ぎ用ですが
ご覧のように鋼はやや光るほどに仕上がります
これも東物(京都梅ヶ畑産)の中でも
菖蒲や中山産によく見られる研ぎ上がりです



次は産地不明ということですが
層は並砥あたりでしょうか・・


裏側の様子
いい状態の皮が付いています


やや硬めで反応よく
強い研磨力があります
シャリシャリとした研ぎ感で
おそらく京都梅ヶ畑のものでしょう


画像ではよく分かりませんが
鋼の研ぎ上がりの感じから
奥殿おくどあたりのものかなという印象を受けます
奥殿産の仕上砥は強い研磨力がある分
それが鋼にも及び、硬めの石質でも鋼の仕上がりが
曇り気味になるのです



最後は側に手挽きの痕が残っている古いものです
森砥石さんによると、おそらく大平産のものだろうということです


裏側の様子


やや硬めですが良く反応し強い研磨力があります
吸水の仕方と研ぎ感は大平産の印象を受けます


地鉄じがねと鋼はがねの境がくっきりとし
地・刃ともに微塵に美しく曇ります
このレベルでしたら刀剣研ぎ用の内曇地砥としても
充分使えると思います

以上、サイズ、価格など詳しいことは
森龍次商店までお問い合わせ下さい

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