2013年11月24日日曜日

左久作さんの小刀を自分の道具として仕立てる

22日に紹介した左久作さんに打ってもらった小刀を
自分の道具として仕立てました
まず、グラインダーで刃角度を26度にし


研ぎ上げました
研ぎ動画UPしました
左久作さんから連絡があり
鋼が箱型になっているのは本来のやり方で
昔はこうなっていない小刀は不良品だったそうです
それが、いつの間にか箱型になっていないものの方が
主流となり、今ではほとんどのものが、よく見られるように
刃と地鉄じがねが平行になってしまったそうです
はっきり言ってしまえば手抜きですかね・・

裏研ぎの動画はこちら

刃先の拡大画像

研ぎ上げた後、柄を挿げました
手前の四分幅(12mm)は接着固定し
刃が短くなったら、鉛筆を削るように
柄を削って刃を出していきます

向こうの五分幅(15mm)は
刀の柄のように出し入れができるようにしました
今回、柄はオイル・フィニッシュにしてみました
バロック・ギターの響板に使う予定のものです


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