2014年2月2日日曜日

森砥石さん新着情報

森砥石さんが新入荷の天然仕上砥石を2丁
試し研ぎのため持って来られました
今回はどちらも迫力ある立派な大判です


どちらも側には手挽きの跡が確認できます
右は仕上砥石の名門、京都梅ヶ畑の中山産と思われる戸前です


このように古い新聞紙に包まれていたそうです


新聞は昭和44年6月21日の京都新聞 夕刊


新聞広告で当時の物価を伺い知ることができます・・
メガネは森砥石さんの右手・・


赤いマジック・インキのようなもので明治35年 ¥50000と
書かれていますが、これが砥石について書かれてあるとすると
この砥石が明治35年に¥50000で売られていた
あるいは買ったとうことは考えられないので
この砥石が採掘され世に出たのが明治35年頃で
この新聞の日付、昭和44年頃のこの砥石の価格が¥50000
ということは考えられるかもしれません

物価の比較は比較するものによって違ってくるので
難しいところがありますが(参照
砥石を必要とした大工さんの日当を比較するというのは
妥当かなと思われますので、ちょっと調べてみました
あるウェブサイトでは昭和42年の大工さんの日当が
¥2700とされています(参照
これをひとまず信用するとして、平成24年を探してみると
¥14600というのがあります(参照
取り敢えずこれを計算してみると
現在の大工さんの日当は昭和44年頃の5.4倍になります
少なく見積もって5倍とすると
この砥石は現在では¥25万位ということになるのかもしれません


水に濡らした状態
全体に質は均一で雑味はほとんど見られません


寸八の鉋身と比べてみるとこんな感じです


反対面の様子


両側の様子

やや硬めで良く反応し強い研磨力があります


丹波亀岡産の青砥(粒度約#1200)で研いだ後に研ぎましたが
2分ほどでここまで仕上がりました





こちらも大判ですが


前回紹介したものと同じ、京丹波・亀岡市の北隣り
南丹市園部町芦谷産の巣板(巣無し)






前回紹介したものよりもやや硬めですが
ナマズ肌のような滑らかな研ぎ感は同じです


こちらも上の中山産・戸前と同じ青砥で研いだ後に
2分ほど研いだ状態ですが
中山産・戸前とほぼ同様の研ぎ上がりです
巣板とは思えない研ぎ感と研ぎ上がりで、これには驚きます



以上、サイズ、価格など詳しいことは
森龍次商店までお問い合わせを


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