2014年3月5日水曜日

森龍次商店 天然砥石新着情報

森砥石さんが新入荷砥石を
試し研ぎのため持って来られました
まず、この厚みがタップリとある内曇砥(天井巣板)
産地は同定できませんが
側には手挽きの跡が見られ
たいへん古いものと思われます


研ぎ面の様子
全面に蓮華が入っています


裏面の様子


両側の様子
手挽きの跡が見られます


程よい硬さで良く反応し、強い研磨力があります


鋼はピカリと光るほどに仕上がり
地鉄の肌がクッキリと現れます
刀剣研ぎの内曇砥(刃砥あるいは地砥)としても
充分使えるのではないでしょうか

鉋身は古い国行銘寸八(鋼は東郷鋼と思われます)
この前段階の研ぎは粒度#1200ほどの
京丹波亀岡産青砥を使いました
以下同じです



これも同じ産地のものと思われる内曇砥(天井巣板)


研ぎ面の様子
こちらは赤い紅葉が確認できます


裏面の様子


両側の様子
こちらも手挽きの跡が見られます


上のものよりもやや硬めですが
同様によく反応し、強い研磨力があります


研ぎあがりは同様ですが
こちらの方が地鉄に付く傷が細かい感じです



次は大平産の戸前


研ぎ面の様子
雑味が一切ない上質の仕上砥です


裏の様子


両側の様子


硬めで反応がやや鈍い感じがあります


中研ぎの青砥から
いきなりこの仕上砥では無理があったので
上の内曇砥で研いだ後に研ぎました
ご覧のように鋼は鏡面に、地鉄は肌がクッキリと現れますが
地鉄にやや荒い傷が付きます



次は京都梅ヶ畑・中山産の戸前と思われる合砥


研ぎ面の様子
下部に筋が横切っていますが
当たることはありません


裏面の様子


両側の様子
厚みの中央部に異質の層が見られます


硬い石質ですが良く反応し強い研磨力があり
硬い中にも中山産独特のサリサリとした
研ぎ感があります


研磨力があるので青砥の次い使いましたが
このように鋼は鏡面に
地鉄は肌がクッキリと現れます
(やや青砥の傷が残っています)



最後に、これも中山産の戸前と思われます


研ぎ面の様子
筋は当たりません


裏面の様子


両側の様子


硬口ですが強い研磨力があり
研ぎ感に滑らかさがあります


これも青砥の次に使いましたが
青砥の傷がほぼ消えています
文句なしの研ぎあがりです
これで3分ほど研いだ状態です

以上、サイズ、価格など詳しいことは
森龍次商店までお問い合わせを

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