2014年5月4日日曜日

篠山刀剣会 第78回鑑賞会

今日5月4日、篠山刀剣会の78回目の例会が行われました
入札鑑定会の様子
今回はゴールデンウィークの昼間ということもあって
兵庫支部、大阪支部、北陸支部など
遠方からも多く来られました
篠山刀剣会は毎回名刀が揃うということが知られていて
近隣支部の方々から注目されているようです






今回展示された五振りの名刀
左から鎌倉時代の山城国(京都)来派の刀工「国俊」作の太刀たち
次の短刀は鎌倉時代の越中国(富山県)の刀工「則重」の作品
その右は左端と同じ鎌倉時代の来派の刀工「来国次」
これは大磨り上げ無銘のものですが
来国次の典型的な刃文と刃中の働きを見ることができます
そして右端から二番目は南北朝時代の典型的な姿の「青江」
右端の短刀は室町時代の伊勢国(三重県)の名工「村正」作


これはその村正の短刀ですが
刀剣鑑定の中級者ならば一目で村正と分かる
典型的なものです
ネットリとした黒っぽい地鉄じがね
箱がかった刃文が表裏同様に焼かれています


これは左から二番目の則重
松皮肌と呼ばれる地鉄の模様が顕著です


そして三番目の来国次
見事な出来で大磨り上げながら
トップクラスの特別重要刀剣
姿が健全ならば国宝間違いなしということです
この刀の刃中の働き(様子)は
写真で捕らえることは不可能です・・


そしてこれもトップクラスの特別重要刀剣
南北朝時代の備中国(岡山県)の無銘・青江
地鉄は青江派の特徴である縮緬肌が顕著で
全体に帯状の映りと段映りが確認できます
健全な姿で全体が破綻なく仕上がっている名刀


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