2014年9月27日土曜日

山梨県産羽黒砥と八木ノ島産合砥



山梨県産 羽黒砥
粒度は約800




仕上砥ぎの中継ぎとして使った京丹波・八木ノ島産合砥




羽黒砥の後、1分ほど砥いだ状態


次に滋賀県高島 相岩谷産の戸前を使ってみました


1分ほど砥いだ状態


最終仕上げとして中山産の黄板で研いでみました


これも1分ほど砥いだ状態


細かく研ぎ上がり
地・刃ともに冴えます
さすが中山産といったところですか・・

2014年9月24日水曜日

蔦 ツタで金輪寺茶入を作る

今年の春に手に入れていた蔦・ツタ(参照)で
金輪寺茶入を作ってみました
以下その工程


蔦は一見柔らかそうな感じでしたが
ナタで削ってみると、かなり粘りがありました
上の画像のように鉋をかけても粘りを感じます


導管はかなり荒く見えます




鉋で大まかに形成
右はフタにするものですが
こちらは野晒しにしていた影響か
色が褐色になっていました


穴あけは30mmのフォスナービットを使い
その穴を丸ノミと小刀、そして丸彫刻刀で広げていきました










先曲がりの丸ノミで底をさらった状態


フタを合わせる


これで木地の状態で出来上がり


適当に着色しセラック・ニスを塗りました


仕事の合間に行い、2日で完成
所要時間は3時間ほど











抹茶を入れてみました
茶杓も自作のもの



因みに左は21歳のときに自分で漆を塗った煎茶入
これは欅・ケヤキで作られていて
木地の状態で売られていたものを購入し
山に自生している漆から樹液を採集
それを精製(なやし、くろめ)し
透き漆、黒漆、弁柄漆を作り、塗ったもの
外側表面は「拭き漆」という技法を試してみました


内部の内蓋には表に黒漆、内側には弁柄漆を溜め塗り


外蓋の内部の黒漆にシワがありますが
これは漆を乾かす際の湿度が高過ぎたためと思われ
下手な塗りです
他は何とかうまくいきました
以上、若気の至りでありました・・


2014年9月22日月曜日

越富士銘 四方反り鉋の刃口にステンレスを埋め込む

以前紹介した「越富士」銘の四方反り鉋(身幅42mm)の
刃口にステンレスの板を埋め込みました
以下作業の様子



ここ15年ほど鉋の刃口埋めには
低粘土の瞬間接着剤を使っています
これは4gで¥100程度のもの
瞬間接着剤は熱に強く
エポキシ接着剤のように
摩擦熱で金属が剥がれるということは
これまでありません


出来上がり



現在使っている四方反り鉋いろいろ


他の四方反り鉋はこちらでも紹介しております