2015年3月25日水曜日

某有名メーカーの追入鑿ノミを入手


今は廃業されている有名某メーカーの三分(9mm)追入ノミを入手
三分ノミは頻繁に使うので、これまで2本使いきり
今は3本目を使っている
使いきるといっても長さが半分ほどになると
使いにくいのでその時点で買い換えてきた
今はハイブリッド全鋼のものを使っているが
ノミは削る際に力を入れやすいので、切れの軽さは
ほとんど関係ないと思っていたが・・


裏を研ぎ上げた状態
鋼はかなり強靭な焼きが入っている感じ・・


銘にはモザイクをかけておきます
東京鑿共同組合のマークが入っているので
分かる方には分かるかも・・


研ぎ上げた鎬面の状態
最終仕上げには若狭・中井産の合砥を使用


粘りのあるウォルナットを削ってみたがかなり切れが重い
これは追入ノミだが、楽器製作では叩いて使うことは希で
ほとんど手の力で削る
いままで使ってきたものが
たまたま皆切れが軽かったのか
このように切れの重いノミがあるとは驚き・・
いい経験になりました


現在主力で使っているハイブリッド全鋼の三分ノミ
サクサクと軽く削ることができ、コントロール性も優れている


これは桃マークの四分ノミ、これもよく切れる


桃マークの四分ノミについては私は知りません
ご存知の方がいらっしゃいましたら
ぜひご教示願います

3月28日、兵庫県三木市の内藤商店さんから連絡を頂き
左端の四分ノミは双桃マークということで
右端のハイブリッド全鋼ノミと同じ
三木市の小山金属製だそうです
鋼はスウェーデン鋼となっています
ご教示頂き、ありがとうございました


刃角度はどれも約30度


0 件のコメント: