2015年5月6日水曜日

森砥石さんが新入荷仕上砥を試し研ぎのため持って来られました

森砥石さんが試し研ぎのため
新たに入荷した仕上砥を持って来られました
今回は大判の2丁
まずこれは産地不明の巣板(巣無し)


今ではほとんどお目にかかれない
上質でしかも大判の巣板です


反対面の様子


両側の様子
手挽きの痕が残っています
森さんによると70年ほど前のものではないか
ということでした


硬口の最終仕上げ用ですが
反応よく、サリサリと心地よく研ぐことが出来ます


この前段階の中研ぎは浄教寺砥を使いました
参照 リンクした画像3枚目の大判のもの)
この浄教寺砥は粒度は#1200程度ですが
その研ぎ傷をこの硬口巣板でいきなり消すには
無理がありましたが
研磨力が強いので2分ほどでここまで研ぎ上がりました
鋼は鏡面に研ぎ上がっていますが
鏡面仕上げ用としてはやや粗めの巣板なので
地鉄には少し傷が付きます



次も産地不明の仕上砥


八枚風の模様が確認できます
黒くなっているのは汚れ(シミ)のようです


裏や側にも汚れ(シミ)が付着しています
長い期間保管されていた影響と思われます




やや硬めで滑らかに心地よく研ぐことができます


研いだ感じは丹波物のような印象を受けましたが
研ぎ上がりも優れた硬口の丹波物に
よく見られる様子だと感じます


地・刃ともに美しく
古刀のような雰囲気に研ぎ上がります
刀剣研ぎの細名倉や内曇の代用としても
使えるのではないでしょうか


研いだ鉋身は古い義廣銘・寸六(後代と思われます)
鋼は炭素鋼








切れが軽く、永切れしてくれるので
メープル材専用鉋として使っているものです

以上、砥石のサイズ、価格など詳しいことは
森龍次商店までお問い合わせ下さい


0 件のコメント: