2016年12月16日金曜日

森砥石さんが試し研ぎの砥石を持って来られました

今回は仕上砥3丁
まずこれですが
京都梅ヶ畑・奥殿Okudo産の白巣板です

砥ぎ面の様子

裏の様子

両側の様子(合成画像)

硬口ですが滑らかに研ぐことができ
強い研磨力があります
当る筋はありません

硬口の青砥で最終中砥ぎをした状態から
1分ほど研いだ状態
鋼は鏡面ちかくまで研ぎ上がり
これで充分仕事で使える状態です

中砥ぎの最終段階で使った硬口の青砥
おそらく亀岡神前・岡花産と思われます

青砥独特の針気がほとんどなく
地鉄は精緻に研ぎ上がります
以下、仕上砥の試し研ぎは
この状態から砥ぎ始めました


次は京都・新田Shinden産の巣板
ほとんど巣無しです

砥ぎ面の様子

反対面の様子

両側の様子

硬口ですが新田巣板とは思えないような
滑らかな研ぎ感で、強い研磨力があります
筋は当たりません

こちらも1分ほど研いだ状態
鋼にやや砥ぎ傷が残っていますが
上質の硬口巣板の見本のような研ぎ上がりです

右は「さゞれ銘砥」さんからお世話になった
東奥殿産の戸前ですが
砥ぎ面の表情がよく似ています

側の様子

研いだ感じはこちらの方が
ややまったりしています

研ぎ上がりは、いかにも硬口の戸前といった感じです


最後に森砥石さんの地元である
京都亀岡・神前Kouzaki産の仕上砥(戸前)  

砥ぎ面の様子
実際はもう少し濃い色あいです

反対面の様子

両側の様子

硬口ながら滑らかな研ぎ感で研磨力があります

1分ほど研いだ状態
地鉄にやや粗い砥ぎ傷が付きますが
鋼は光る程度に研ぎ上がります
仕事で充分使える研ぎ上がりです

研いだ鉋は重時銘・寸八
鋼は高炭素鋼


私は、鉋はできるだけ早く砥ぎ上げることができるように
刃先から鎬までの幅を6mm~9mmにしている
砥ぎはやや難しくなるが、砥石の減りも少なく
何かと都合がよい
今回の試し砥ぎでは、切れが止んだ状態から
中砥3種類、仕上砥1丁を使い
5~6分ほどで砥ぎ上げることが出来ました

以上、紹介した砥石についての問い合わせは

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