2018年10月30日火曜日

北斎 そして杉浦日向子の百日紅

江戸時代の画家
葛飾北斎を題材にした漫画
杉浦日向子の
「百日紅sarusuberi」を入手
葛飾北斎伝と比較しながら
読んでいくと
たいへん面白い


葛飾北斎伝に収められている
晩年の北斎像

杉浦日向子が描いた
55歳の北斎像


これは北斎による自画像

北斎は宝暦10年(1760年)生まれ
嘉永2年(1849年)90歳で没す
酒、煙草はやらず甘党

明治26年に発行された
葛飾北斎伝の内容の一部

杉浦日向子が描いた
北斎の画室の様子
雑然極まりなく、犬も一緒だった
また、北斎は貧困を楽しむ
かのようでもあったようだ
引っ越しも多く
93回という説もある
後ろ姿は北斎の娘
三女の「阿栄oei」
阿栄も優秀な画家で
北斎の代筆もやっていた
とされている
画号は應為

露木為一が描いた
北斎の画室の様子
左は阿栄、右で描いているのは
北斎こと鉄蔵Testuzou

因みに、これは
北斎が描いた
野居鷹の挿し絵


これは北斎が版木彫り師に
出した注文書き
「人物の事、目は下まぶち無しに
御彫り下さるべく候
職人衆、小刀の先にて
下まぶちを付け候事は
まっぴら御用捨(ご容赦)
下さるべく候。」

「鼻はこの二品に御彫り
下さるべく候。職人衆、
よくご承知の鼻は
歌川風のこの分は
画方にはつれ(外れ)
候間(そろあいだ)
私の方にては、どうぞ此のように
ならぬように、御彫り
下さるべく候。」

2018年10月26日金曜日

G調弦8弦ギター そして端材のオブジェ

製作中の8弦ギター
ネックとボディを接着





そして、こちらは
ディタル・ハープの
端材で作ったオブジェ







2018年10月25日木曜日

ヒッタイトの鋸と鎌


2003年に開催された
トルコ三大文明展の図録を入手
ヒッタイト帝国からの出土品に
青銅製の鋸と鎌に興味を惹かれた
鋸にはアサリも付けられているらしい

こちらは鎌の刃部分

手許にあるインド製の鎌と
形状がよく似ています
興味深いところです・・


これは石製の鋳型
紀元前20世紀~19世紀
とされているので
青銅の剣と思われます

このような剣だったものと思われます
これは紀元前15世紀後半と
されているもの

このような石の鋳型は
福岡県をはじめ
関西各地で発見されているのは
興味深いところです

また、剣の柄の形状が
古代メソポタミヤで出土しているものと
中国や日本で出土しているものに
よく似ているものがある
というのも興味深いところです

これもヒッタイト帝国の
出土品ですが

モヘンジョダロで出土している
この像に雰囲気が似ているのも
興味深く感じます

さて、これもヒッタイトのものですが

日本の皇室の家紋である
16菊花紋と
同様のものが彫り込まれています

このことは日ユ同祖論に
登場する事柄でもありますが
日本の天皇家は古代西アジアと
関係があった、とする説は
自然なのでは、と思わざるを得ない
事柄は多く存在しているのですね・・

それから、大分県に鎮座する
八幡宮の本社
宇佐八幡宮のハチマンの語源は
ヒッタイトにある地名
ハットゥシャであるという
説もあります

それを裏付けるように
宇佐八幡宮のある大分県
国東Kunisaki半島には
紀元前1000年頃と思われる
製鉄跡が発見されているのですが
そのことが都合の悪い
アカデミーによって抹殺されている
と故・鹿島曻氏は指摘されています


2018年10月23日火曜日

G調弦8弦ギター ネックとヒールを接着

これは20年ほど前に
知人からの依頼で
作った槍の穂先鞘










補強のための傭核
Yatoi-zane を接着 

こちらはディタル・ハープ
Dital Harp




だんだん形になってきました


柱の頭部分に
こういった飾りを付けてもいいかな
と思っています