2018年11月12日月曜日

宇野浩二と平野啓一郎

この秋に発売された
平野啓一郎の小説
「ある男」が届いた

いま読み返している
75年前に出された本と
比べてみると
いろいろと興味深い

宇野浩二の本は昭和18年発行
昭和18年は大東亜戦争の真っ只中
そんな時でも本が出版されていた
というのは驚く・・5000部発行

こちらは昭和28年
1953年発行の小説集





宇野浩二の文体というか
紡ぎ出される世界が
平野啓一郎ものと
同様に感じるのは
どういうことなのだろう・・
たとえば
平野啓一郎の「ある男」と
宇野浩二の「晴れたり君よ」を
数行ずつ交互に読んでも
違和感がないのです・・

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