tag:blogger.com,1999:blog-333891121121697995.post2781391231892979562..comments2024-03-27T08:03:02.994+09:00Comments on ギター製作家の視点: 碧玉と九鬼水軍 その17 楽器製作家 田中清人http://www.blogger.com/profile/15684495112479629818noreply@blogger.comBlogger2125tag:blogger.com,1999:blog-333891121121697995.post-53543078370541902202010-06-25T21:08:22.956+09:002010-06-25T21:08:22.956+09:00古墳時代の鍔のほとんどは卵型で
穴の形状も同じ形を縮小したものですね。
三田市藍本の高川古墳群から出...古墳時代の鍔のほとんどは卵型で<br />穴の形状も同じ形を縮小したものですね。<br />三田市藍本の高川古墳群から出土した3点も同様のものです。<br />説明では「高川二号墳からは、倒卵形の八窓の鍔をもつ<br />全長91,4cmの銀象嵌大刀が出土している」<br />とありますので、槍や木刀の鍔ではなさそうですね。<br />http://inoues.net/club2/yao_museum.html<br />このサイトや<br />http://takara.city.matsumoto.nagano.jp/city/111.html<br />http://www.pref.yamanashi.jp/kouko-hak/standing/jousetu_mamechisiki.html<br />上のサイトで、鍔の装着の様子が分かる画像がUPされています。<br />これを見ると、鍔は単独で茎(ナカゴ)に付けられているのではなく<br />幾重かになっているようですね。<br />古いものではありませんが、私も丸い大きな穴の開いた鍔を<br />持っていますが<br />これは木刀か何かに付けたもののようです。<br />画像をこれからブログにUPしようと思います。<br />甚吾風のデザインで気に入っているものです。楽器製作家 田中清人https://www.blogger.com/profile/15684495112479629818noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-333891121121697995.post-78073757114907906482010-06-25T08:55:45.182+09:002010-06-25T08:55:45.182+09:00鍔の真ん中の穴の形状が丸に近いのは何故だろう?
当時の刀は両刃の剣だから長円の楕円形なるとおもうので...鍔の真ん中の穴の形状が丸に近いのは何故だろう?<br />当時の刀は両刃の剣だから長円の楕円形なるとおもうのですが。<br />中心(ナカゴ)にあたる部分は西洋と違い薄く作ってある。<br />精度が出せないので木で間を埋めるためにあえて穴を大きく作る。<br />もしかすると槍用の鍔なのかも知れませんね。<br />木を差し込めるように中空の構造にする。<br />あるいは神事用に鉄製、青銅ではなく、木刀を使ってた。<br />大宰府の博物館にも各種常設展示されていますが、いく度に<br />考えさせられます。<br />当時の刀の正確な復元されたものを見てみたいものです。<br /><br />刀剣の銘について<br />曽祖父が作った亡くなる前の最後の一振りが手元に残されています。<br />昭和天皇のご即位を祈念して作られたもので<br />昭和三秋御大典祈稔 と銘があります。<br />ご先祖様が五島藩時代に長船の地より友成の子孫を招き、作刀を習得したといわれてます。<br />天皇が即位されるとき臣下からのお祝いの品は、刀鍛冶からの献上品以外お受け取りにならなかったと言われています。<br />影打ちの一振りだと思い大事にしています。<br />長崎は戦後の刀狩がとても厳しく、神社等に奉納したものまで<br />持っていかれており、この御刀も天井裏に隠すようにして保管されていました。<br /><br /> 源 信正Anonymousnoreply@blogger.com