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2024年2月27日火曜日

本の紹介 そしてすごいデコポン

これまでにない画期的な本
皆様、ぜひ!

幸田文KoudaAya氏の随筆集「木」
のなかに「材のいのち」
というものがある
奈良斑鳩ikarugaの薬師寺西塔が
再建されていた頃、幸田文氏が
その取材をしていた関係で宮大工の
西岡一家(父楢光naramitsu、
長男常一tsunekazu、次男楢二郎)と
親しくなり、木についての
様々な話を聞いたそうだ
常一氏は後に木に関する本を
出されていて、若い頃それを読んだ
記憶があるが、木は木材として使うため
伐られると樹木としての命は終わるが
材として生まれ代わり
1000年生きてきた木は材としても
1000年の寿命があるとも書かれていた
幸田文氏の「木」では楢二郎氏が
材として死んだ木を見せてくれた話が
書かれている。檜と杉と松の死んだ材を
見せてくれたそうだが
素人でもひと目みて
「これは全く寿命の限りをいきつくして
然し、はっきり檜は檜、杉は杉の
面影を残して終わっている、
とうなずけた。生きて役立っていた時の
張りや力をすっかり消して
その代わりに気易げに なんのこだわりもなく鎮まっているので
自然の寿命が尽きるというのは
こういう安息の雰囲気を
かもすものだろうかと思った。」




そして、凄い存在感のデコポン

手許にあるアンモナイト化石に
よく似ていないか・・

自然は不思議

2023年7月25日火曜日

筑前琵琶改造 そして蓮花オブジェ

 

四絃から五絃へ改造中の
筑前琵琶

覆手fukuju の装飾パーツ
1つ作り加えて五絃に


作り足した転手tenju
左から二番目が今回作ったもの
右三本はオリジナルで
左端は後に取り換えられたもの
オリジナルは16稜で
左端のものは8稜なので
今回作ったものは12稜にしてみた


アンモナイト化石に
蓮花オブジェを追加


そして仏像オブジェの
蓮花を付け替えてみた
 

2023年2月9日木曜日

化石いろいろ そして富士山を背負ったカモノハシ

 
世界を変えた100の化石
という本を入手
何よりも造形の見事さに目を奪われる


シカツノサンゴ
新生代(6600年前~現代)の
化石で現在では
絶滅寸前とされている


古生代
3億年ほど前の
樹皮の化石


古生代
4億年ほど前の
クサリサンゴ


古生代
4億年ほど前のウミユリと巻き貝
この巻き貝はウミユリに
寄生していたらしい


こちらは手許にある化石
なぜこのようになっているのか
は分からない


こちらも手許にある
アンモナイトの化石
アンモナイトはオンブバッタのように
オスよりもメスの方が
大きいことが分かっているが
これはもしかして
オスとメスだろうか・・?



端材で作ったオブジェ
富士山を背負った
カモノハシ

2022年10月31日月曜日

工房の様子 そして紅紫檀の実

花壇に植えている
紅紫檀の実の赤さが
増しています

ネット上で見つけた画像
なるほど・・


以前紹介したことのある
ヴァイオリンのヘッド

アンモナイトの渦巻きと


ほぼ同じ感じです
自然の造形物から
学ぶことはたくさんあります

こちらは製作中の
特注19世紀ギター
ラプレヴォット・タイプの
ブリッジ

サドル溝を彫っているところ
これが出来上がると
楽器はもうじき完成です

こちらは
特注ラコート・タイプの
響板と裏板


裏板は鉋がけ

裏板の力木接着


2022年10月7日金曜日

焼き物タコの足 そして壺の栓


焼き物の蛸の足が
欠落していたので
エポキシパテで補修

適当に色付け

残りのパテで
サメ人間を作った

アンモナイト化石群に
交じると違和感はない

こちらはアンモナイトを
付けたアンモナイトに

コルク栓を接着して
作った壺の栓


2022年10月4日火曜日

アンモナイト化石と歯車


数年前近くにできた
アンティークショップに
寄ってみた

広さと品数の多さに唖然・・



Antique Koga

ゲットしたもの

歯車の存在感には
子供の頃から
惹かれるものがある


錆止めを塗った状態

手前は焼き物だが
何だかよく分からない
翡翠のような緑に惹かれた


そしてアンモナイトの化石

全体の直径は14cmほど

裏はこうなっていて
掘り出された表の化石は
一部分ということが判明

化石内部の様子
この部分は
フラグモコーン(気房)
と呼ばれている

細かい結晶は
カルサイト(方解石)