春の版画作品
春の朝日を透過する石たち
そして端材オブジェ
ウォルナット材
仏像作品とコラボ
夜光貝を加工した置物
カニの棲家にでもするか・・
近くにありながら
まだ訪れていない神社を探索
延喜式内社の熊按kumakura神社
説明板によると創建は1000年以上前
とされ、元々は熊野神社だったもの
と思われ、熊野の野の字の草書体が
按と間違われたらしい
が、くずし字辞典を見てみると
野と按は間違えようがないように
思われるのですが・・
手水舎の脇には句碑が置かれていた
「雲わきて 月けし覗く しぐれ哉」
でしょうか
誰の俳句だろう・・
ご近所さんから
ツバメの巣を貰った
これは天蚕tensanの繭
突風で飛んできた
工房に飾った
そしてこれは
ピアニスト、フジコ・ヘミングさんの絵
自身のコンサートのポスターに
使われている
父は画家であり、建築家でもあった
スウェーデン人
母親は日本人ピアニスト
ベルリン生まれで、今年91歳
瑞々しい感性が溢れている
動画ご覧下さい
紅葉にキラキラ茶碗
ウロコ雲
先日手に入れた本
13世紀から21世紀の
スペインのビウエラと
ギターの製作家が
紹介されたもの
ちょっと目を通したら
ルネサンス時代の楽器とされる
製作されていて
他にもハープや擦弦楽器の
ヴィオールなども
作っていたようである
以下、そのようなことが
書かれている箇所を紹介
18世紀にもビウエラが
作られている
ダブルコース・ハープは
17世紀の製作家
ホアン・ロペスは
7コースのビウエラも
作っていたようだ
そして同じく17世紀の製作家
フランシスコ・キリノは
5コースのビウエラを作っている
17世紀のギラーミという製作家は
ギルドのメンバーのために
共同購入するウォルナット材の
品質を吟味し
価格交渉をしたことが
記録されている
13世紀の製作家
ハンマーラは
自分で伐採した木材で
作ったリュートで伴奏し
自作の詩と曲を歌うことで
有名だった
また、下段の記録では
16世紀の製作家ハロ
この人はミラノの商人から
ギターの表面板98台分を
98レアルで買ったことが
記されています
こちらの工房の様子
ビウエラのネックとヘッドの加工
工房の様子
マリアハープの装飾
こちらはビウエラのヘッド
窓鋸で製材
両面を仕上げて
ペグ穴を開け
糸鋸盤で切り抜く
断面がキノコ型のフレット
左端は頭幅が1.6mm
中央は1.8mm、右端は2.0mm
これまで1.8mmは手に入らず
2mm幅のものを
打ち延ばして自作していた
ようやく1.8mmが手に入り
ほっとしている
唐突ですが
イリデッセンスというものを
いろいろ紹介した
イリデッセンスは
遊色効果ともいい
光の当たり具合で
発色するものです
自然物としてはアワビ貝
ラブラドライト
アンモナイトの化石などがあり
人工物としては
窯変した焼き物がある
光の当たり具合で
見え方が違ってくるのが
不思議