2017年8月6日日曜日

蝉の競演 そして工房の様子


工房裏の様子
朝からクマゼミが賑やか・・

工房の様子
これは特注バロックギターの裏板


そして響板
サウンドホールの縁飾りを入れるための
溝を切っているところ

これは特注8弦ギターの響板
裏板の鉋かけのインスタ動画



接着完了




このように接着する



2017年8月3日木曜日

鉋砥ぎ そして端材のオブジェ

鉋 一挙6枚砥ぎ

これは粉末ハイスHSS鉋・寸八
仕上砥ぎの様子
中継ぎに使った山口県産・杭名砥は
ハイス鋼に異様によく反応し
この鉋のように鎬幅が5mmでも反応は変わらない
これには驚かされる・・インスタ動画参照下さい

これは硬口の中山産黄板
これも驚くほどよく反応します

砥ぎに使ったのはすべて天然砥石

これは砥ぎとは何ら関係ありませんが
最初の画像の連カバさんに因んで・・

そして今日作った端材のオブジェ


2017年8月1日火曜日

バロックギターの製作準備にかかる

今日の工房前のアマガエル
ついに頂上へ!


生反り小刀を研いでいるところ

使った砥石
左端から、産地不明の中砥(粒度約600)
その右、深沢青砥(粒度約1000)
その右、仕上砥ぎに使った丸尾山産内曇(天井巣板)
右端は裏砥ぎ用の中山産合砥(硬口)

ついでに研いだ薄ノミと曲がり平刀

これから製作する特注バロック・ギターの響板
弦長640mm

そして裏板(Mapleメープル材)を揃えました

裏板は少し膨らみを付けた状態で接ぎ合わせる


接ぎ合わせ完了

2017年7月30日日曜日

工房の様子 そしてオブジェいろいろ

マンドラのアーム・レストを作っているところ



この後、接着

こちらは次に製作するギターの響板
接ぎ合わせの準備 

接ぎ合わせ完了
特注8弦ギター(弦長650mm)と
19世紀ギター Laprevotteタイプ
弦長630mm Suzuki音律

端材でオブジェを作る



以下はオマケ いろいろ・・ 







2017年7月27日木曜日

団子 ダンゴ だんご そしてAmmonite

これは昨年 玄武洞ミュージアム
手に入れたパイライト(黄鉄鉱) 
こういった団子状のものは
中に化石が入っている可能性が高い
ということが判明したので
さっそく割ってみることに・・

金槌で数回叩いたらパカリ・・
思ったより簡単に割れてくれました

アンモナイトの化石を期待していたがハズレ・・
化石には違いないようだがこれは何だろう・・
丸まった三葉虫のようにも二枚貝のようにも見える・・

因みにこれらは二つの化石の塊を割った状態
左側の2個の破片はヒマラヤ産のアンモナイトの化石で
周辺が川の流れによって侵食され
丸くなった化石ノジュール(化石塊)

右の2個はどちらも周辺が黄鉄鉱化していて
丸く研磨され、磨き上げられたもの
キャノン・ボールとも呼ばれているものです
産地はヨーロッパのドイツ、あるいはイギリスと思われます

これはガチャポンでゲットしたもの
泥だんごハイパーと名付けられています
これを見て、ふとアンモナイトが作れるかも・・
と思ったので、2個ゲット

2個分でさっそくアンモナイトの化石らしきものを
作ってみました

本来のものとは違うものを作っているので
どれくらいの時間で固まるのかも分からず
とりあえず早めに形を作ってみた


少し乾かしてから、新聞の折り込み広告の
カラ―刷りで磨くと色が付く
と説明されていたので、やってみたら
なかなかいい雰囲気になった



2日ほどで一応、硬く固まったような気がするが
ザラザラの表面は崩れてきそうなので
ニスを染み込ませてみた・・
本物のアンモナイトの化石と記念撮影