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2020年1月15日水曜日

ビウエラの原寸図そして二絃の楽器

特注ビウエラ Vihuela の
製作に取りかかりました
図面全体の動画もUPしました
胴体が幅広いタイプです




天保四年(1833年)に
刊行された茅窓漫録
(ぼうそうまんろく)を
眺めていたら、偶然
二絃の楽器について書かれて
あるところを見つけた
これはおそらく中国の二胡か
モンゴルの馬頭琴と
思われます
日本でも二絃の胡弓が
作られていたようですが
胡弓は本来三絃で、日本では
二絃の楽器は珍しい

こちらは和漢三才図会
掲載されている胡弓で
ここでは鼓弓と
記されています
説明では
「考えるに、その始まりを未だ詳らかにせず、形は三絃(三味線)に似ているが小さい。撥(バチ)を用いず小弓の弦(つる)を以て鼓く(弾く・ひくか?)。故に名を鼓弓(こきゅう)と名付く。その音、最も悲哀なるものなり。勢州(伊勢・三重県)宇治の乞正?(ゴゼのことでしょうか?)毎に之を鼓(弾き)て謡う。また相伝わる鼓弓は南蛮(東南アジア)より始まる。かの土人は行住毎に(何かにつけて、あるいは事あるごとにの意か?)これを弾き、蛇や爬(爬虫類)を避けていたらしい。」 
意訳・読み下しに間違いなどあったら
ご教示願います


2024年1月13日土曜日

Vihuela ビウエラのペグ完成


製作中の特注ビウエラの
ペグ出来上がり

マリアハープも完成



こちらは
宗達下絵、光悦書の
鶴図下絵和歌から柿本人丸
kakinomoto-no-hitomaruの歌
「ほのぼのと 明石の浦の 朝霧に 
しまかくれ行 ふねをし思ふ」

そして凡河内躬恒
ooshikouchi-no-mitsuneの歌
「いづくとも 春のひかりは わかなくに まだみよしのの 山は雪ふる」

2018年4月25日水曜日

ビウエラ出来上がり


製作中のVihuela出来上がりました
弦長550mm
1コースGに調弦する
ソのビウエラです
YouTube動画UPしました


















2024年1月11日木曜日

ビウエラのペグ作り そしてマンドリンのピック

 

ビウエラのペグ作り
旋盤加工を終えた状態






作り始めの状態

こちらは修復を終えた
18世紀マンドリン


18世紀風ピックを
二種類作ってみた

2020年8月22日土曜日

端材オブジェ追加

 

ビウエラのペグを作るついでに


端材で遊ぶ


連結!



これも端材オブジェ

茅の輪のよう・・


ビウエラのヘッドを
切り抜いた端材

2023年11月14日火曜日

ビウエラ製作 生反り小刀研ぎ

製作中の特注ビウエラ
弦長630mm
横板の高さを所定の高さに
設定しているところ

ライニングを接着
次にライニングを
生反り小刀で削るが
刃先が摩耗しているので

まず研ぎ上げる
中仕上げ研ぎは
京丹波丸尾山産の
内曇(天井巣板)を使う
動画UPしました



最終仕上げは
京都梅ケ畑産黄板

反り具合はこんな感じ
もう少し先端部に反りが欲しい



そして響板を接着


裏板はこんな感じ

こちらはマリアハープ