2017年10月18日水曜日

河野滋子さんの作品展に足を運ぶ

京都の宇治にあるギャラリー、ラ・ネージュ
開催中の河野滋子さんの作品展に足を運んだ
滋子さんの作品を拝見するのは十数年ぶりか・・




リャラリーの近所で見かけた木賊Tokusaの植え込み
背丈は2mほどもある・・驚き・・

会場の様子





ギャラリーの白い空間に白を基調とした作品が並ぶ風景は
なんとも不思議・・だが、作品のボリュームと高い天井の空間は
絶妙なバランスが取れていて
夢の世界に紛れ込んだような錯覚を起こす
不思議な感覚・・
そして、作品の前に立って空間を切り取ると
モランディの世界になることを発見し
一人密かにいろいろと楽しんでみた
考えてみると、立体作品がモランディの絵と
同じ世界を作り出しているというのは
初めての体験かもしれない
貴重な体験をさせてもらった
21日にはこの空間でマリオネットの演奏が行われる
どのような響きが紡ぎ出されるのだろう・・



2017年10月14日土曜日

修復中のシュタウファーギター出来上がり 

修復中の19世紀ギター
弦を張る準備を行っているところ
他にブログで紹介しているページ

ナットを収めるところが不均一なので
鋸がわずかに挽き目を入れ

ノミで均す

ナットとサドルを作っていく


ブリッジピンを収める準備






出来上がり
弦長560mmのテルツ・ギター

2017年10月12日木曜日

8弦ギター用の糸巻のツマミを作り換える

8弦ギター用の糸巻のツマミがアクリル製で
自分の好みではないので
作り換えることにした

黒檀Ebonyで作り換える






穴あけはフリーハンドがやり易い
インスタ動画参照下さい



ついでに破損した自作の19世紀ギターの
ツマミ1個も作り換える

こちらは8弦ギターのもの


厚みの形状を仕上ていく


240番のサンドペーパーで磨いたところ

次に320番のサンドペーパーをかけ
セラックニスを塗り
それが乾いたらスチールウール000で磨き
布で空磨きをして出来上がり

エポキシ接着剤で固定して完成



こちらは19世紀ギターのもの(右端の1個)

2017年10月9日月曜日

木地磨き そしてニス塗り

製作中の2台のギター
木地磨きを終えた状態


使ったサンドペーパー

空研ぎ用のサンドペーパー各種
私は木地磨きにはこれだけで済ませています
荒磨きは#150、仕上げは#220か#240




8弦ギター 弦長650mm

バロックギター 弦長650mm




バロックギターの響板に着色

使ったニスはプラネットカラー(オイルニス)の
ライトオークル色

古色仕上げ
この後セラックニスを少し塗ります

横裏の下塗りを終えた状態