2021年2月15日月曜日

ラプレヴォット・タイプ ネックとボディを接合

 
製作中の特注19世紀ギター
ラプレヴォット・タイプ
    Laprevotteのネックと
ボディを接合するための加工


YouTube動画ご覧下さい


接着


黒檀でバインディングを
作っていく


ベンディング・アイロンで
曲げているところ


バインディングと
パフリング出来上がり


縁飾りを嵌め込むところを
掻き取っていく


トリマー加工


仕上げはノミと彫刻刀
そしてヤスリ使う


縁飾りを接着


2021年2月13日土曜日

新作ルネサンスギター

弦長470mm 








ルネサンスギター用の
楽譜も販売されています
これは先般紹介した
Guillaume Morlaye

Adrian Le Roy
アドリアン・ル・ロワの曲集


2021年2月12日金曜日

巻物の軸を作る そして清明上河図

 
スプルース材を窓鋸で製材


長さを決め
横挽き鋸でカット


片手釿(手斧)chonaで荒加工


鉋で仕上げていく


荒削り


仕上げ削り


一枚刃鉋で木口koguchi仕上


出来上がり



これは中国北宋時代
(11世紀前後)の画家
張擇端cho-takutanが
描いたとされる
「清明上河図」seimeijohga-zuのレプリカ


当時の北宋の開封という都を
流れる川とその両岸の街の
賑わいが描かれている
YouTubeに動画がUP
されています








ラクダも描かれている
清明上河図はその後
多く模写され特に明時代
(14~17世紀)は盛んで
現在41点ほど残っている
ということです


これはその明時代の画家
仇英kyueiによって
描かれたもの
後の時代に描かれたものは
本家の張擇端の原画を元に
それぞれ描かれた時代の
風俗や人物が描かれている
仇英の清明上河図動画

以下、仇英によって
描かれたもの
動物はほのぼのした雰囲気に
描かれていて好感がもてる






さて、ここに描かれている
下方左の人物が
左手に持っているのは
デンデン太鼓のように見える

拡大したもの

ここは彫刻工房か

そして楽器工房