2021年10月9日土曜日

平家琵琶 腹板出来上がり

 

製作中の平家琵琶
腹板が出来上がりました
裏側には注文主様による
揮毫がしたためられ
堰seki(補強材)の
魂柱部分には仏舎利を
固定しています




そして
腹板と甲板を接着



陰月から甲板裏の
書き付けが見える

次に鶴首と

覆手fukujuを接着




2021年10月8日金曜日

七代目乾山バーナード・リーチ

 

イギリス人陶芸家
バーナード・リーチは
富本憲吉と共に七代目乾山を
襲名しているが
そのリーチが初代尾形乾山
その兄、尾形光琳、そして
親類の本阿弥光悦について
英語で書かれた論文を
リーチの助手をしていた
水尾比呂志氏が訳したもの
ここで述べられている乾山が
本物・偽物論争で有名な
佐野乾山なのが興味深い

そして
バーナード・リーチ工房の
現在






リーチが
1953年から約1年ほど
日本に滞在したときの日記


以下、日記に描かれている絵

富士山






山羊



七面鳥と竹林

鳥取砂丘

瀬戸内海

これは日記ではありませんが
リーチが現在の丹波篠山
立杭焼きの里を
訪れた際のスケッチ
今田町の山並みと思われます

2021年10月6日水曜日

平家琵琶 覆手と撥を作る

 
製作中の平家琵琶
覆手fukuju Bridgeを
作っていく
材は槐で延寿とも書かれる
古来魔除け、縁起物として
珍重されている木
紫檀と同じマメ科なので
カチリとした堅さがある
動画ご覧下さい


猪目を嵌め込んでいく


絃を通す穴を開けて
出来上がり




こちらはツゲ材で作る撥