今日の夕方、工房裏の草むらで目にした花
とご教示頂きました
豆まで付いていると思ってよく見たら
花の茎に巻き付いている別の御方でした・・
そのすぐ脇にはまだアサガオが咲いています
晩秋だからか夕方になっても咲いている・・
設計したトイ・ハープも
滋賀県の野村研究所から届き
色付けをやってみました
いよいよ商品化されます
興味深い写真を見つけました
これは紀元前1600年頃のケルマ王国の
遺跡(アフリカ東北部)から
この紋様と同様のものが
日本の弥生時代の銅鐸にも
見られるのです・・
これは紀元1世紀頃のものとされていて
出土地は兵庫県神戸市東灘区生駒から
そしてこれも神戸(灘区桜ケ丘遺跡)から
出土しているもの
銅鐸の形状からこちらの方が
やや古いものだと思われます
今回手に入れた
新潟県産中砥を使って
清弘銘の鉋身を研いでみました
この中砥は日本刀を研ぐ際の
改正名倉砥ということです
改正名倉砥は山形県産のものしか
私は知りませんでしたが
この産地は新潟県三条市笠堀
地元では笠堀砥と呼ばれ、
昭和37年(1962年)まで
採掘されていたということです
福島県産の会津砥と比べてみました
会津砥には白系と青系がありますが
写真右は青系の会津砥です
色あいや硬さの感じは
よく似ていますが
質感は左の笠堀砥の方が
やや粒子が粗く感じます
目がよく締まっているので
#600ほどのダイヤモンド砥石で
よく反応し、研ぎやすく
強い研磨力を発揮します
この砥石の前に使った
戸澤・虎砥の研ぎ傷を
あっという間に
消すことができました
粒度は#2000以上ある感じです
これは動画で最初に使っている
群馬県戸澤産の虎砥
(粒度約#800)
仕上げに使った京丹波
池ノ内産戸前
ザクザクと反応し
強い研磨力があるにもかかわらず
鋼はこのように鏡面に仕上がる
文句なしの仕上砥です
清弘銘の鉋については
黒檀(エボニー)とインド・ローレルの
端材でオブジェを作ってみました
こちらは製作中の特注Boxハープ
メキシコアワビと白蝶貝で装飾をし
ただいまニス塗り中です
明日10月17日から
12月2日まで
兵庫県たつの市
御津(みつ)町室津にある
たつの市立室津海駅館で
開催される
「平清盛と西国の海」展に
展示される拙作の平家琵琶
海の近くで生まれ育った
私にとってこの風景は
やはり心が躍ります
国道250号線沿いにある
道の駅からの眺め
まず、岬の先端に鎮座する
賀茂神社に挨拶に行きました
小さな岬と思っていましたが
立派な山門
そして境内の広さ
豪勢な社殿に驚きました
神社のすぐ脇からの眺め
神社は小高い岩山の
頂上に建てられています
賀茂神社がある岩山を下り
小さな湾を回ると
会場となる室津海駅館
があります
展示の様子
今朝の丹波篠山は濃い霧が
立ち込めていました
今秋初めての朝霧です
午前7時の様子
午前8時、蜘蛛にとっては迷惑なのか・・?
この後1時間ほどで霧は消えました
朝霧は快晴の徴(しるし)でもあります
製作中の2台のラプレヴォット・タイプは
昨日、ネックにメープルのベニヤを巻き
今日はその作業の続きです
昨日研ぎ上げた会津・重春銘の刃物を
想像以上に切れ味はよく
鉈としてではなく、繊細な作業用小刀として
充分使えます
これはまだ仮組みで
接着はしていません
産地不明の中砥を
手に入れました
おそらく丹波亀岡産の
佐伯砥saeki-toと思われます
一見、砂岩系のようにも見え
研いだ感じもザリザリ
としていますが
研ぎ上がりは
以外に細かいのです
佐伯砥はこれまで何丁か
使ったことがありますが
これほど優れたものには初めてお目にかかりました
研いだ刃物は
以前紹介したことのある
昔の会津の刃物鍛冶
小型の鉈に作り変えたものです
鎬面をグラインダーで
成形した状態から
研ぎ始めました
荒い仕事で使う分には
この状態で充分ですが
小刀としても使いたいので
一応、研ぎ上げて見ました
今回手に入れた中砥を
動画で使いましたが
以下の刃物の画像は
動画を撮影後
少し焼き戻しをし
全体の歪を修正して
研ぎ直したものです
刃こぼれが顕著だったのですが
焼き戻しをして直りました
参考までに
研いだもの
そしてこれは
そして動画で佐伯砥の
次に使っている
丹波亀岡・岡花産の青砥
こうして比べてみると
佐伯砥よりも
地鉄jiganeの傷が
荒いようにも見えます
動画で最後に使っている
京都梅ヶ畑
中世中山産の仕上砥