2015年9月30日水曜日

中秋の名月 蛾の乱舞 そして特注ギター

今年の中秋の満月は
スーパームーンの中でも格別だったようですね・・
これは9月27日の夕方の様子

そしてこれは28日早朝4時頃の月

同日、28日夕方の様子


この日の朝
近所の桜の木の周りを
蛾の大群が乱舞していました
こういった光景は初めて目にしました・・
YouTubeに動画をUPしました
動画ではそれほど写っていませんが
実際はもっと多く、まさに乱舞といった感じでした
次の朝には一匹も見かけなかったので
この日だけの出来事だったようです・・
スーパームーンと何か関係でもあるのでしょうか
不思議です・・




さて、こちらは工房の様子
製作中の2台の特注ギター
裏板の接着が終わりました




以下、バインディング材の加工の様子




2015年9月27日日曜日

16菊家紋と古代ユダヤ そして獅子と狛犬 

以前、こちらのHPで三柱の鳥居について
述べたことがありますが(参照
そこで述べていることの
裏付けとなるようなことを
また少し紹介しておこうと思います

きっかけとなったのは
その動画のタイトルに
「三柱鳥居の謎が解ける」
というのがあるのに
引かれてしまったのです・・

また、この動画で説明されているのが
上に紹介した織物の絵柄ですが
(9分30秒ほどのところ)
この上部に描かれている16花弁の
紋にもハッとしたのです
日本の皇室と同じ紋ではないですか・・

また伏羲と女禍が手に持っている
曲尺(かねじゃく)を簠(ほ)とし
コンパスを簋(き)とするという説には
驚いてしまいました(8分35秒ほどから)
またこのホキは日本の地名にも多くある
ということにも驚きを隠せません・・
動画で紹介されているものを
書き出してみると
保木 保喜  保城 宝木
宝記 放亀 甫木 浦鬼
杜喜 穂北 帆木 掃 穂岐
伯耆 歩危 朴木 洞 保気
鳥取県の旧国名である伯耆(ほうき)も
ホキ(国境)だとすると
西の出雲と東の但馬の境
ということになるのでしょうか・・



これはフリーメイソン・ユダヤの
紋章ですが、これに十字架が加わると
「新世界秩序計画(NWO)」の
紋章になります
このコンパスと曲尺は一般的には
石工職人のギルドだったことの
名残とされていますが
上に述べたような
曲尺(かねじゃく)を簠(ほ)とし
コンパスを簋(き)とするという説は
斬新で説得力もあります

また上に紹介した動画では
狛犬の阿吽(あ・うん)にも
言及されていますが(9分くらいから)
本来は獅子(ライオン)と狛犬で
(写真は神戸湊川神社の拝殿のもの)

狛犬には本来この画像のように
角が生えていました
つまり一角獣(ユニコーン)
だったのですね
このこともたいへん興味深いです
一般的にユニコーンは角が生えた
馬のことを呼んでいますが
本来は一角獣全般をそう呼んでいたようです
事実、この狛犬にも1本の角が生えています

不思議なことに、この一角獣は
エフライムの父親に当る
ヨセフ族の紋章でもあるのです
また、ユダ族の紋章は角のない
獅子(ライオン)なのですが
ということは、神社に置かれている
獅子と狛犬は
古代イスラエルの12支族のなかの
ユダ族とエフライム(ヨセフ)族の
象徴でもある
ということが言えるのです・・
東大寺の南大門に置かれている狛犬が
古代インドや中東のものに似ているのは
このことと関係しているのかもしれません・・

2015年9月26日土曜日

芸術の秋 イベントの紹介 八嶋さん御夫妻


そして10月29日には知り合いである
ドイツで活躍中のご夫妻
八嶋博人さんと美和子さんによるデュオ演奏会が


お嬢さんの恵利奈さんは指揮者として
アメリカで活躍中の音楽家一家でもあります
今回、シカゴ交響楽団の音楽監督である
指揮者のリッカルド・ムーティの
アシスタント指揮者のオーデションに合格されたそうです

2015年9月23日水曜日

久々の工房万華鏡 そして19世紀ギターKiyondタイプ

製作中の特注19世紀ギターKiyondタイプ(弦長640mm)
ネックとボディを接合







久々の工房万華鏡
YouTube動画UPしました














2015年9月22日火曜日

19世紀ギターKiyondタイプの横板を曲げる そして秋の花々

19世紀ギターKiyondタイプの横板
オバンコール材
曲げ難さでは筆頭の木材だが
1日ほど水に浸けておくと
驚くほど曲げやすくなる
この片側を曲げるのに要した時間は約5分


量産メーカーなどでは曲げやすいローズウッドでも
沸騰した湯で煮ているところもあるが
私はその方法は好まない
燃料費がもったいないということもあるが・・
曲げやすい黒檀でも例えばラプレヴォット・タイプの
サウンドホールに貼るための、きつい曲がりのものは
水に浸けようが煮ようが曲がらないものは曲がらない
木目の通った曲がりやすい質ものは
そのままでも充分曲げることができる
だが、オバンコール材は別物
木というものは不思議・・




こちらはガルシア・タイプ
ライニング材を接着



さて、こちらは工房近くの様子
ニラの花とヒガンバナの競演










そしてツユクサの花との競演





こちらはザクロの実








2015年9月21日月曜日

鉋一挙8枚研ぎ 主力の砥石 そしてギターの横板

今日の作業
製作中の特注ギター
2台分の横板を削る

19世紀ギターKiyondタイプに使う
オバンコール材はかなりガンコで
削るのはなかなか大変・・

切れが止んだ鉋刃を一挙8枚研ぎ
身幅45mm~72mm
切れが止んだ状態から研ぎ上げまで
8枚で約50分
1枚あたり約6分で
済んでいることになります
これは研ぎ幅(刃先から鎬までの幅)を
5mm~9mm程度にしていることと
優れた砥石を効率良く使った
結果だと思います
現在使っているのは天然砥石ばかりで
人造砥石は使っていません
その内、中砥ぎは3種類
仕上砥ぎは1丁か2丁
中砥ぎでは3番目に最終中砥ぎ
として使うものが重要で
今は硬口の寺中砥(じちゅう砥)と
思われるものを主に使っています
これまで数多くの
硬口中砥を使ってきましたが
これは最も優れているかな・・
という感じです

現在主力で使っている砥石たち
下段左から3丁は中砥で
左端は沼田虎砥とされるもので
粒度は約600番
その右は京丹波亀岡、岡花産青砥
(やや硬口)で粒度は約1000
その右は寺中砥と思われるもので
粒度は約1500
右端は仕上砥の京都梅ヶ畑
奥殿産本巣板天
上段左は産地不明の仕上砥で
最終鏡面仕上げ用
かなりの硬口で
砥汁はわずかしか出ませんが
刃物への喰い付き加減と
滑走感のバランスが絶妙で
研ぎ上がりも素晴しいものです
その右は裏研ぎ専用の
硬口仕上砥(産地不明)


寺中砥と思われる天然砥石
鉋身は古いもので身幅55mmの寸三
銘は秀弘ですが詳しいことは分かりません
鋼は炭素鋼で、刃先の強靭さは
手持ちの炭素鋼鉋の中では
最も優れています


寺中砥は福井県で採掘されていた中砥で
浄教寺砥と同じ山だということです
粒度がよく揃っていて
研ぎ上がりの緻密さは
浄教寺砥とよく似ています
一見、沼田砥のようにも見えますが
沼田砥はかなりの数を試してきましたが
粒度が細かいものでも
研ぎ上がりはもっと荒く
このようには研ぎ上がりません