兵庫県篠山市在住の刀剣作家
藤井啓介氏の脇差(平造り)を
見る機会を得ました
出来の良い刀は、見るだけで心が洗われます
こうして手に取ってじっくりと眺めていると
古来から、刀が鑑賞されてきたのが
よく理解できるのです
氏は27代兼元である
金子孫六刀匠に師事されていますが
この脇差は、その初代孫六兼元(室町時代後期)
を写したものだということです
刃文の匂い口(刃文の幅)は複雑で
見所が多く、金筋も所々に見られ
いつまで見ていても飽きません
これは名刀の条件を備えていると云えます
表・裏には梵字の種子が彫られています
本歌(初代・兼元の作品)は研ぎ減っていて
裏の字が判然としませんが
これは、おそらくこうであろうということで
彫られたものだと思われます
を写したものだということです
刃文の匂い口(刃文の幅)は複雑で
見所が多く、金筋も所々に見られ
いつまで見ていても飽きません
これは名刀の条件を備えていると云えます
表・裏には梵字の種子が彫られています
本歌(初代・兼元の作品)は研ぎ減っていて
裏の字が判然としませんが
これは、おそらくこうであろうということで
彫られたものだと思われます
字典の一部ですが、これを参考にすると
表の字は文殊菩薩、裏は多聞天が
該当するようです
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