2010年3月9日火曜日

三田市から碧玉出土

兵庫県三田(さんだ)市の三輪餅田遺跡
管玉(くだたま)加工途中と見られる
碧玉(へきぎょく)発見されました

時代は弥生時代中期(約2千年前)ということで
専門家によると、原石を石鋸(のこ)などで
傷を付け角柱状に割ったものだということです

そしてこれは、以前紹介した
神戸市の雲井遺跡から出土した
碧玉加工品です 参照
三田市では翡翠(ひすい)で作られた
勾玉も出土していますが
新潟県の糸魚川(いといがわ)で産する
この翡翠がどのようなルートで兵庫県南部まで
運ばれたのか興味が湧くところです

これは三田市の北隣にある
ここ、篠山(ささやま)市で見付けた碧玉です
新発見の碧玉の記事では
碧玉は出雲(いずも・島根県)でしか
産しないとありますが
兵庫県の日本海側にも産地はあります
ここ兵庫県中部の篠山市でも
見付かるのですから
三田市にもある
可能性もあるのでは・・


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