2011年6月12日日曜日

京都に毘沙門天

昨日、仕事の合間をみて京都に足を運び、
木工・染色二人展」を見に行ったことを紹介しましたが、会場である「ギャラリーYDS」の近辺の地図を見ていて「おや?」と思ったのです。地図参照
先日から毘沙門天に関する今昔物語を紹介していましたが、「毘沙門」という名が付けられた町名があるではないですか・・参照 参照 
近くにはその他、金吹町、鏡屋町、鍛冶町、釜座町といった、金属加工やその販売に関する町名が見られます。また役行者えんのぎょうじゃ町の役行者(役小角えんのおづぬ)と、百足むかで屋町のムカデは鉱山に関係が深いのです。
おもしろくなってきましたね。これらの町名は毘沙門天と関係があるものと思われるのです。
それから、ギャラリーの北東には御苑があり、そこには福岡県を本拠(参照)とする宗像神社がありました。
また、同じ海人あま系の民族神である弁財天を祀った
厳島いつくしま神社もあります。弁財天は毘沙門天と並んで七福神のメンバーでもあるのですね・・



昨日紹介したように、ギャラリーの玄関に梅の家紋の暖簾が提げられていましたが、福岡の私の実家も同じ家紋なのです。梅紋といえば大宰府ですが、宗像神社が京都のこの地に勧請かんじょうされたことと何か関係があるのでしょうか・・興味が湧きます。



 京都御苑の中の宗像神社


同じく厳島神社



厳島神社に奉納された弁財天の絵
弁財天の眷族けんぞく(守り神)は龍神ですが
この絵には龍の化身として白蛇が描かれています

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