2012年3月16日金曜日

長勝窓鋸と古い窓鋸でスプルースを製材する

長勝鋸さんに目研ぎをしてもらった
窓付き鋸と古い窓付き鋸で
スプルースを製材しました(動画参照
このスプルースは
前回、2010年11月に製材したものと
同じ産地のもので、材質もほぼ同じものです

手前は先日長勝さんのところで購入したもの
奥の古い方は、長勝さんに見てもらったら
もう使い込まれていて寿命だということなので
そのまま持ち帰ったものです
刃先の摩耗が激しかったのですが
今回何とか使いたかったので
自分で目立てをしたものです
刃先の先端が揃っていないので
切れが荒いのですが、なんとか使えました

どちらも銘は同じで
会津の中屋光右衛門です(参照


こちらは長勝さんが目研ぎを施した窓鋸
刃渡り約50cm、身幅は最大約13cm


挽き屑です


こちらは自分で目立てをした古い窓鋸
刃渡り60cm、身幅19cm


交互に使って約20分で挽き終わりました



3 件のコメント:

  1. 古い窓鋸は、まだまだ使えると思いますよ!

    私は、植木屋やっていて会津の中屋伝左衛門鋸工場の窓鋸を使っています。

    一度、伝左衛門さんに目立てを頼まれてはいかがですか?

    そもそも鋸は、全鋼なのであれぐらい減っても問題無いと思うのですが…

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  2. コメントありがとうございます。
    長勝鋸さんによると、大型の窓鋸は刃先の厚みが大切で、
    この鋸はもう研ぎ減らされて刃先の厚みが無くなっているということです。
    それから、窓の幅が広すぎるので切れが悪いとも指摘されていました。

    以前UPした動画で使ったものは刃の欠けや折れが激しかったので長勝さんのところに
    入院中です。
    http://kiyond.blogspot.jp/2010/11/blog-post_14.html

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  3. そうだったのですか、寿命と書いてあったのでそれが気になったのでコメントさせてもらいました。
    でもよけいな心配だったみたいですね。

    窓鋸のこと勉強になりました。
    ありがとうございます。

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