YouTubeにUPした研ぎ動画の画像を
抜粋で紹介しておきます
和束産青砥でハイス全鋼鉋刃を研いでみたのですが
反応よく、強い研磨力を発揮してくれました
これには正直驚きました。粒度は約#1200
これは動画で試しに使ってみた丹波亀岡・岡花産青砥
通常の刃物には優れた力を発揮するこの中砥も
ハイス全鋼にはほとんど反応しませんでした
沼田・今戸虎砥は何とか反応してくれました
粒度は約#1200
これは以前紹介した新潟産改正砥・笠堀砥
粒度約#1500
そして奥ノ門産白巣板で仕上げましたが
この砥石もハイス全鋼には異常に良く反応します
以下省略します
昨夜録画した 矛・盾を見ました。
返信削除最強金属(表面硬度は2100Hv以上)と最強ドリルの戦いです。
孔を明けられないと金属は加工できない。
磨げない刃物は使えない と聞こえました。
出荷時の刃で、長く切れるのが理想ですが、出荷時の刃物は良く切れず、研磨の必要があります。
矛・盾では、五時間を超える掘削作業になりましたが、孔は貫通できませんでした。
断面が少し映像になったので、良く見ると、複層ハイブリッド構造になっているように見えました。
日本刀と同じように場所によって硬度、粘りを変えているようです。
出荷時の刃で、長く切れるのが理想ですが、出荷時の刃物は良く切れず、研磨の必要があります。
ハイスのように、再度研磨するのに困難を伴うのは本当にこまったことです。
でも、研ぎあがったときの感激はお祝いをしたいほどです
鉋を仕事で使っていると、適度な時間で
返信削除切れが止んでくれる方がありがたいですね。
そのときに一服でき、作業の確認もできますし。
ところが最近のハイス鉋は20年ほど前のものと比べると
明らかに強度が落ちているのです。
ちょっとガンコな本黒檀などは3回ほど削っただけでオシャカになります。
これでは仕事になりません・・
手持ちのハイス鉋のなかでは
中国製のものが最も優れています。
この動画で研いでいる全鋼のものがそうですが
これはおそらくドイツのハイス鋼を使ったものと思われます。
研ぎ難さは全く感じません。
日本製のハイス鉋もせめてこれくらいの
強靭さがほしいところです。