刀剣を生業（なりわい）とする・・

幕末頃に撮影されたと思われる写真

後に彩色処理されているようです

江戸時代の刀剣研ぎでは

このように盥たらいの中に大きな砥石を入れて

研いでいるところが見られますが

写真が残っていたとは驚きです

この写真では盥に水は張られていないようなので

撮影用の設定でしょうが、大まかなところは

当時の様子だと思われます

そうすると、現代のような構えになり

踏まえ木が使われるようになったのは

明治時代頃ということになりますね・・

きょうの神戸新聞に掲載された記事から部分転載

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現代では実用的ではないものを作る

ということはかなりの覚悟が必要でしょうね・・

実力さえあれば協力者が現れてくれるのも事実ですが

その実力を世に知ってもらう努力も必要な世界

我々楽器を作る者にも言えることなのですが

世の中に迎合しすぎてもいけないし

独りよがりでもいけない

確たる自信も必要だが、それを客観的に見る努力も必要

何事も難しいですね・・