2015年6月15日月曜日

篠山の武家屋敷に住む謎のご隠居・・

昨日の続き・・


篠山城近くの武家屋敷
江戸時代の地図にも記載されている
由緒あるところであります




現在は個人邸




庭の手入れも行き届いております


ご隠居様は和洋を問わず
様々な楽器を演奏するマルチ・タレント
どういうわけか拙作のギターもある・・


ご隠居は手先が器用で
このようなものも自作なさる
拡大しても鑑賞に耐えるというのはスゴイ
キットなどではなく小さな部品もすべて自作
というのには驚かされる


ご隠居は木工品の蒐集家でもあり
とくに桑材で作られたものを専門に集めておられ
手先の器用さを活かし修復も自ら手掛けるという徹底ぶり・・
恐るべし・・


これは縞黒檀で作られた古い鏡台


昔の名人による作品も数々所蔵

以前紹介したものも参照下さい




その技術がどれほど優れているかを力説するご隠居


ジュエリー作家の石井氏(写真右端)も
昔の木工職人の技の細かさに舌を巻く・・




個人的にはこういう硬い作品は好きではないが
細かく複雑な作業もここまで徹底していると
圧倒されるものがある

落語の宋珉の滝をついつい連想してしまう・・

3 件のコメント:

  1. 先ほど、2009年の記事に投稿した者です。
    篠山の方の蒐集品なのですね…

    なんと偶然にも、私も篠山。木工大好きです。
    拝ませていただきたいものです……

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  2. 出会うべき人、物には出会うべくして出会うものと思います。

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  3. 仰るとおりですね。
    導かれますように…

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