2016年2月1日月曜日

工房の様子 次の製作に取りかかる

次の製作に取りかかりました
これは30年以上寝かせた響板材
ドイツ・スプルースと
フランス産エピセア

今回は特注小型モダン・タイプ(弦長640mm)と
特注マリアハープ2台

響板の荒削り(通称皮むき)は

二寸鉋(身幅約8cm)が便利
どちらも古い鉋で


ニカワで接ぎ付けたところ

その後、切り抜き
鋸は新たに手に入れた欄間挽き用ミニ鋸



OLFA製の替刃式廻し挽き鋸も
試してみました



ホルダーの反対側には
カッターナフもセットされている

挽き痕も問題なし


こちらは特注マリアハープの裏板
右はウォルナット材で、左はタブノキ材

初めて使うタブノキ材を荒削り

削った感じはウォルナット材に似ていて
かなり粘りがある

木口を藤四郎銘組鑿で削ってみる

削った肌の質感もウォルナットに似ている

こちらは小型モダン・タイプの裏板になるメープル材
これは20年ほど寝かせたもの


3台分の響板と裏板が揃いました


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