2016年9月29日木曜日

工房の様子 古いマンドリンの修復

修復前の状態

縁飾りを作っていく






接着

完了

指板Shibanを作っていく
替刃式の両刃鋸は堅い本黒檀でも
サクサクと挽くことができる

材はインド産本黒檀Ebony


ナットを取り付けるところを
ヤスリ(鉄工用・細目)で平に仕上げておく


高音部の「支え」を仕上げたところ
材はスプルース

このように接着する

仮収めの状態

接着後、平に削る

爪でタッピングをし
反応を確かめる

指板の切り取り

接着面を仕上げる
この鉋は自作した緩い四方反り鉋

この修復中のマンドリンの指板接着部は
微妙に歪んだ平面なので
それに合わせて指板の接着面を仕上げる
それには、このような緩い四方反り鉋が役に立つ
不規則な面の「鉋かけ」はかなり難しいが
慣れると削りの手応えでコントロールできるようになる

軽く押さえて、全面がピッタリと合うまで削る

接着面を仕上げたら、ハイ・ポジション側の木口を仕上げる

フレットの位置を確認

指板の端を仕上げる

接着準備を終えた状態

膠(ニカワ)接着完了

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