2016年12月7日水曜日

今日の工房 ネックとボディを組上げライニング材を接着する 





使った鉋は左から荒削りに使った国行銘・寸六
古い鉋で鋼は初期の青紙と思われ
初代・金井や初弘のように
焼き入れが甘めなのか、研ぎ易く
それでいて永切れする不思議な刃
台はブビンガ材
中央は古い会津鉋、重正・寸八(玉鋼)
後代と思われ、焼き入れは甘め
重正は会津刃物の代表的な銘ですが
残念ながら、これはあまり優れてはいません
右は同じく古い会津鉋、重則・寸八(玉鋼)
これはたいへん優れています

ライニングの厚みは
ガルシア・タイプは約5mm
小型モダン・タイプは約4mm










溝の間隔は適当

2台分のライニング材の出来上がり
材はホンジュラス・セドロ

タイトボンドで接着

ガルシア・タイプ

小型モダン・タイプ

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