楽器用の木材を挽き割る場合
材を無駄なく使う場合は
ガガリ鋸Gagari-Nokoを使っている
鋸歯のアサリ(挽き幅)が
約1mmと狭いので
挽き落とした材も使う場合に有利
木材を無駄なく使うことができる
材はホンジュラス産セドロ材
このガガリ鋸は古い伏見鋸で
銘は谷口清三郎
挽き痕が滑らかななので
後の鉋かけが楽
端材で
久しぶりにオブジェを作ってみた
同じく7cm幅のセドロ材を
挽き割る場合は
尺二サイズの窓鋸Mado-Noko
(刃渡り約36cm)を使い
このように材を立てて挽いている
両側から挽き、もう少しで挽き終わる状態
窓鋸は木の伐採で主に使われるので
歯のアサリ(挽き幅)がかなり広く
乾燥材を挽く場合はアサリを狭くした方が
滑らかに挽くことができ
挽き痕も乱れが少ない
上は一尺窓鋸(刃渡り約30cm)
下は尺二窓鋸(刃渡り約36cm)
材は尺二窓鋸で挽いたもの
このような材を挽く場合は
一尺ものが挽きやすい
この材は幅が5cm程度なので
このように斜め挽きした方が楽に挽ける
両側から斜め挽きした後
最後は材を立てて挽き終える
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