2018年11月10日土曜日

謎のアンモナイト Ammonite

アンモナイトのなかには
殻の表面に太めの溝が付いた
種類が存在します
上段右はプゾシアPuzosia
左はキッチニテスKitcinitesu
中段右は種類不明
左はエオゴードリセラスEogaudryceras 
下段右もエオゴードリセラス
下段左はテトラゴニテスTetoragonites

この画像は上のものを
やや拡大したものですが
右上の不明のものは
販売されていたサイトでは
テトラゴニテスTetoragonites
として紹介されていたのです
ところが
よくよく観察してみると
テトラゴニテスではないのですね

側の溝の様子を比べてみると
右端のテトラゴニテス
とされていたものは
その左のエオゴードリセラス
と同様のパターンで
「への字形」の曲線に
なっているのです
テトラゴニテスは直線状なので
明らかに違っています

溝の角度と間隔を比べてみると
上の不明のものは
溝の角度は
エオゴードリセラスと同様ですが
間隔はそれよりも狭くなっています
アンモナイトはまだまだ
未知の領域が多いですね・・

因みに、これも
テトラゴニテスと
されているものですが
渦の巻き方も溝の角度、間隔も
上に紹介したものとは
ずいぶん違っています

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