先日紹介した
紹介されている
山口榮吾氏が出された
小冊子を手に入れたので
少し紹介しておきたい
と思います
東郷鋼についての説明
会津鉋では東郷鋼0号は
左銘のものに使われた
というのは興味深い記述です
通常の鉋には
蓄音機印の鋼が使われた
となっています
参考までに
これは当時の東郷鋼の
ラベルだということです
(外栄金物さんのHPから引用)
因みに
上の2枚の画像は
「会津手語り」で
紹介されているものですが
この左銘の重房と重延の
鉋も東郷鋼0号が
使われている
ということになります
これは出雲(島根県)の
田部家に残っている寛政八年
(江戸時代中頃)の文書
会津には農具を作るための
銑という道具が無かったため
近くの鉄の産地である
南部から取り寄せたが
品質が悪く、その上、陸路で
40km以上運ぶのは大変だった
そういったことなので
出雲で作られている銑を
内密に取り寄せてみたら
良質だったので以後は出雲と
取引きをするようになった
会津と出雲は距離が離れているが
船で運ぶことが可能なので
会津の漆、蝋、鉛、塗物、絹、
絹の晒布といった物産と
物々交換をすることになった
といった内容
0 件のコメント:
コメントを投稿