2019年3月3日日曜日

霊芝と鳩杖 楽只堂年録

徳川幕府の側soba用人
柳沢吉保yoshiyasuが記した
公用日記である楽只堂年録の
宝永三年7月23日の記述に
甲州(山梨県)の城内に
霊芝が生えたので、祝いとして
能楽を興行した、とある
たいへん興味深い

マツタケを贈答品として
送っていた、ということも
記録されている

因みに、これは
播州(兵庫県)の
旧家の倉で見つかった
大きな霊芝
傘の直径、高さは
どちらも30cmもある


こちらは
宝永四年、西暦1707年
柳沢吉保が50歳の祝いに
将軍家から贈られた鳩杖

算賀(40歳からの10年ごとの祝い)に鳩杖を贈るのは
鳩はむせずに食べ物を
飲み込むことに
あやかっているらしい
誰が調べたのか・・?

鳩は八幡神社の象徴でもあり
このように双鳩の図とされた
ものをよく見かける

これはルーブル美術館に
展示されている
鳩の工芸品
香炉か・・

別件として
これは、いま作業中の
皇清職貢図の描き足し
まだまだ先は長い
九巻の半分程度


0 件のコメント:

コメントを投稿