2019年3月9日土曜日

重長寸六を仕事で使う

古い会津鉋
重長寸六(炭素鋼)を
仕事で使ってみました

7日にウォルナット材を
試し削りした後の状態から
この写真はタブノキ材を
削っているところ
これは製作中の
ルネサンスギターの
指板になります

そしてこれは
ルネサンンスギターの
ペグ(糸巻)を作るための
ツゲ材 Boxwoodを
荒削りしているところ

節を削っても刃先は
何ともありませんでした

これまで、ウォルナット、
カツラ、タブノキ、ツゲを
荒削りしてきましたが
刃先はやや白く
磨耗しているものの
まだまだ切れます
刃の焼き入れは甘めですが
かなり永切れしてくれる
優れた鉋です

短いツゲ材は
短めの台の寸六鉋を使う

この鉋も古い会津鉋で
刃は玉鋼ですが
ツゲ材を少し削っただけで
刃先がかなり
磨耗していました
上の重長寸六の方が
永切れします
鋼というものは
つくづく不思議です

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