2019年6月30日日曜日

蝶の象嵌 inlay abalone

製作中の楽器に
貝装飾を施していく

下書きを元に型を作り
それを貝シートに写し
糸鋸で切り抜く





嵌め込む箇所を
ミニルーターで彫る




嵌め込み完了
検査官は昼寝中

2019年6月28日金曜日

工房の様子 そして小さなアマガエル

これはアマガエルでは
ありません・・

工房の様子
ネックとボディを
接着するための準備

 


工房の回りには
カエルになったばかりの
小さなアマガエルが
あちこちに見られます




このお方は親分・・





来客

2019年6月26日水曜日

ネックとヘッドを接着

製作中の19世紀ギター
ラコート・タイプの
ネックとヘッドを接着していく
画像は仮組みの状態
動画UPしました





膠・ニカワ接着完了


そして、ネックを
所定の長さにカット


同時に進めている
マンドリンのフレット打ち換え
フレットをネコで磨いてみた・・

2019年6月25日火曜日

初夏の花々 そしてアマガエル


工房近くで咲いている立葵

そして鮮やかな百合

ガグアジサイは
もうじき、といった感じ

カタバミの花一輪

毎年同じ所に咲く
八重咲きのドグタミ


アサガオの花に寄ってきた昆虫

毎年ここに来る
アマガエル

傘の上にも三年・・



2019年6月24日月曜日

原山砥 そして白巣板4種研ぎ比べ

これは京都府相楽郡の
原山というところで採集された
石だそうですが
砥石として採掘され
流通していたかどうかは不明
ただし、砥石としては使えます
一見、仕上げ砥石に見えますが
研いでみると研ぎ傷は
細かめの中砥といった感じです

右は同じ地域で採掘された

この図はこちらのHP
紹介しているものですが
和漢三才図絵に掲載されている
砥石山の図です
昭和40年(1965年)に発行された
「日本の職人」では 
「この山は山城国(京都府)と
丹波国 (京都府と兵庫県 ) の
境にある原山の砥石山
と思われる」と
述べられていいます
川田壽文氏の論文による
全国の砥石産地では
この地域、現在の京都府相楽郡
和束町では上に紹介した
青砥しか採掘されていないので
先に紹介した謎の石は
青砥になる途中の段階の
石なのでしょうか・・

24mm幅の薄ノミを
研いだ状態
研ぎ動画UPしました

そして、その鑿を研ぎ上げる際に
4種類の白巣板の
研ぎ比べをやってみました
動画UPしました

動画で最初に使ったのは
京都西の山、奥ノ門産
光を反射させて撮影

次に使った京都東の山
梅ヶ畑奥殿okudo産

そして京都の西の山
亀岡・丸尾山産

最後に使った
京都西の山、八木ノ嶋産

左から奥ノ門okunomon→
奥殿okudo→丸尾山maruoyama→
八木ノ嶋yaginoshima