2021年2月26日金曜日

横穴墓穴群の不思議


これは埼玉県にある
吉見百穴という
横穴墓穴群
時代は古墳時代後期
6世紀頃とされています
同様のものは
九州から東北にかけて
日本各地にあります

こちらは大分県


宮城県

大阪府


そして隣国中国にもあります

そのルーツはペルシア(現在のイラン)とされています
当時のペルシアの宗教は
ゾロアスター教(拝火教)
ですが、その宗教での
埋葬のしかたが日本でも
見られるということは
当時の日本の民族
あるいは支配者が
ゾロアスター教だったことは
充分に考えられます

古墳時代の後期は
倭の五王の時代が終わり
蘇我氏が台頭してくる
時代でもあります
ということは
この新たな日本の支配者は
ペルシアからやって来た
可能性もある、と
いうことになります

そうすると当然歴史家の中にもそのことを主張する人がいて
必然的に用明天皇と
その息子である
聖徳太子の家系、ルーツも
ペルシアということになります
興味深いところですが
他には、聖徳太子は
キリスト教ネストリウス派
の景教であるという
説もあります
また、崖に掘られた
横穴墓穴は鳥葬の名残という
説もあります

0 件のコメント:

コメントを投稿