2023年1月19日木曜日

座礁鯨 江戸時代 そして絵いろいろ


古文書研究家の磯田道史氏の著者2冊と江戸時代関連の本。いろいろと興味深い。ここ数日大阪湾に鯨がやってきたことが報道されているが、結局、クジラは死んで浜に流れ着き、それを外海まで引き戻す作業が行われているらしい。磯田道史氏の著書「日本史を暴く」では、江戸時代に死んだ鯨が浜に打ち上げられた記録が紹介されている。
このように座礁した鯨は古来時折あり、「寄り鯨」と呼んで浜近くの人たちは神の恵みとして大変喜んだらしい。紹介されている話でも神のお告げで浜に出ていた少女のところへ死んだ鯨が流れてきて、当時、寄り鯨は数百両(数千万円)で売れていたので、貧しい少女の家にとっては、まさしく天の恵みだったことは想像に難くない。
北国のイヌイットの人たちも座礁した鯨は神の恵みとして喜んでいたことは何かの本で読んだ記憶がある。

光悦、ピサロ
安井曾太郎の絵を
代わる代わる見ていると
いろいろと興味深い
時代や国が違っていても
共通したものがある不思議














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