2024年3月31日日曜日

タツノオトシゴいろいろ そして自作鑿

 

 
日本画家、西田俊英氏の作品
自然の造形物が描かれている

その中にタツノオトシゴが・・

これは我が家のタツノオトシゴ

元には木の瘤のようなものが
そのまま残されている

黒檀の台は
こちらで作ったもの

これはボールペン

これは細いヤスリを
焼き戻して自作した
0.8mm幅の彫刻刀


ヤスリの跡が残っている


仕事で使う
四絃から五絃に改造中の
筑前琵琶の覆手fukujuに
絃受けを嵌め込む作業


糸鋸で挽き出しているところ







2024年3月28日木曜日

古い玉鋼鉋を入手 仕事で使う

 

古い鉋を手に入れた
銘は消えているが
花押kaohは残っている
鋼haganeにグラインダーをかけた
火花は炭素鋼系で
おそらく玉鋼と思われる

似ている気もする
頭も同様の綿帽子

削り幅およそ4cmの寸三鉋

身の馴染がかなり
透かれているのは
古い鉋によく見られる

厚みも薄く

頭の厚いところで8.5mmほど

刃先部分は約6mm

刃角度はかなり低いので
刃先から1.5mmほどを
約28度で研ぎ上げた

新しい台に挿げ

押金(裏金)を付け
二枚刃鉋として仕立てた


さっそく仕事で使ってみた
粘りのある桑材も軽快に削れ

削り肌も問題なし


動画撮影後の刃先
ほとんど変化なし

琵琶の鹿頸shishikubiは
平鉋では無理だったので

反り鉋とスクレーパーで仕上げた

2024年3月26日火曜日

19世紀ギター製作 そして端材でペンギンオブジェ 

 

19世紀ギターのネックを
所定の長さと角度に
導突 窓鋸でカット 動画ご覧下さい
挽き動画はこちら(ラコート・タイプ)








挽き落としを二つ接着してみた

カットした状態
これを使って

ペンギン 端材オブジェ


接着面を整える


そしてヒール部分を作っていく



古い会津刃物
下駄屋鑿nomiを荒彫りで使う