ギター製作家の視点
撥弦楽器製作家・田中清人の仕事、 趣味に関するブログ
2010年4月21日水曜日
碧玉と九鬼水軍 その6
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前回述べたように、平清盛により天皇家が京都から福原 (兵庫県神戸市) に遷 (うつ) された所とされる地で、三つ巴紋の軒瓦が出土したのは何か暗示的なものを感じます。 左三つ巴紋の九鬼家は平安時代から熊野別当で、また 熊野三山の検校も兼ねていたとされていますが( 参照 )、...
2010年4月18日日曜日
碧玉と九鬼水軍 その5
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ブログを読んで下さった方から 上のような写真を送っていただきました この場にてお礼申し上げます 左右の三つ巴の軒瓦が 同じ敷地内にあったのだそうです 場所は兵庫県篠山市 この二種類の軒瓦が一軒の家に 使われていたのか知りたいところです・・・ 不思議な...
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2010年4月16日金曜日
碧玉と九鬼水軍 その4
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九鬼 (くき) 家の由来が記されている九鬼文書 (くかみもんじょ) では、九鬼家の祖神は「天豊春日命」となっています。 その31代後は中臣鎌足 (なかとみのかまたり) となっているので、天豊春日命の時代は紀元前後の弥生時代頃となるのでしょうか・・、その頃から現在の奈良県春日と...
2010年4月15日木曜日
碧玉と九鬼水軍 その3
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ここが謎の和服姿の女性が案内してくれた三田市三輪にある三輪神社であります( 参照地図 )。鳥居の紋を拡大して見てください。三輪というくらいですから三つの輪が重なった意匠になっていますが、遠くから見ると九鬼家の家紋である左三つ巴に似ているので、ちょっとドキリとしました。それから...
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2010年4月11日日曜日
バッハとラウテンクラヴィーア その2
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バッハはリュートの音をこよなく愛していたそうですが、 リュートという撥弦楽器はルネサンス時代からの興隆が、バッハが活躍していたバロック時代後期には衰退し、 チェンバロという鍵盤楽器に取って代られていました。 そのような時期にラウテンクラヴィーアというハイブリッドな楽器が登場したの...
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